自宅は築50年越えの空き家をフルリノベーション

インテリアと家づくりが学べる、一級建築士のブログ

 

 

「スイッチは目立たない位置に設ける」

 

特にデザインにこだわる建築士でこのように考える人は多いです。

 

 

近頃のスイッチは昔と比べ種類も増えだいぶオシャレになってきたのですが、それでも壁のど真ん中に付いていれば悪目立ちしてしまうものです。

 

しかしスイッチには実用性も求められるため、安易に目立たなければ良いというものでもありません。

 

 

「なんでこんな位置にスイッチあるの…使いにくい…」

 

今までこんな風に感じたことありませんか?

 

 

それは設計者がデザインを優先し過ぎたか、全く何も考えずに設計したかのどちらかでしょう…

 

 

 

そんな邪魔者扱いされるのに実は重要なスイッチ計画なのですが、

 

むしろ目立たせたい!と思ってしまうほどのスイッチもあります。

 

 

例えば真鍮のトグルスイッチ。

 

 

 

 

スイッチもプレートも真鍮製で、年月の経過と共に味わいが増していきます。

 

もうこれはインテリアの一部ですね。

 

 

とはいえ決して安くはないので、LDKや玄関などメインのスイッチだけに用いるというのもよいでしょう。

 

 

 

続いては真鍮トグルスイッチに木製プレートの組み合わせ。

 

 

木目調ではなく本物のアッシュ材が使われているので、手触りが良く高級感もあります。


塗り壁や柄クロスなどの壁と相性よさそうです。

 

 

その他にも真鍮トグルスイッチは丸型や陶器製のプレートと組み合わせることができます。

 

 

 

 

 

もう少しリーズナブルところではアメリカンスイッチ(上げ下げスイッチ)も人気です。

 

 

 

 

これもスイッチとプレートを組み合わせて使うのですが、よく使うのはブラックスイッチと亜鉛メッキ(鉄製)プレートの組み合わせです。

 

 

 

板張りやモルタルの壁に映えますね。

 

インテリアスタイルに合わせてステンレスプレートやホワイトを選択しても◎

 

 

 

 

最期に、

 

スイッチの取り換えは電気工事士の資格が必要になっています。

 

自分で出来るからといっても、必ず有資格者に依頼してくださいね。