一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

 

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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「カズレーザーと学ぶ。」前回のテーマはカビでした。

 

 

カビが認知症の原因になるとか恐ろしいですね…

 

テレビ放送の影響でしょうか、防カビグッズがよく売れているようです。

 

もちろん私も影響を受けたの買ってきました。笑

 

 

 

最近は微生物を使った防カビグッズが人気を博しています。

 

お風呂のカビはそこまで困っていないのですが、エアコンは重要ですね。

 

使い方によっては1シーズンでカビ臭くなることもあります。

 

 

 

この防カビグッズはすでに発生しているカビを除去する効果はなく、あくまでもカビの発生や繁殖を防ぐのが目的です。

 

なのでお風呂もエアコンもまずは綺麗に洗浄する必要があるのです。

 

ちなみにエアコンクリーニングは、くらしのマーケットを使うと8,000円前後で作業してくれる業者がいくつかありました。

 

「くらしのマーケット」くらべておトク、プロのお仕事。

 

 

 

 

そんなエアコンですがSNSで最近話題になっているのが、取り付け位置です。

 

今の新築住宅ではエアコンが目立たないように隠したがる人が多いです。

 

確かにインテリア上はエアコンが目立ってほしくない気持ちも分かりますが、取り付け位置は注意しなければいけません。

 

 

ネット上で見つけたこれはヤバいな…と思った取り付け位置がコレです。

 

 

CGで再現してますが、実際もほぼこんな感じで上部と両脇が壁でピッチリ。

 

確かにエアコンはリビングから見えにくいのかもしれませんが、エアコン掃除などのメンテが大変なのは言うまでもありません。

 

エアコンを買い替える際も、サイズによっては取り付け不可ですね。

 

そもそもエアコン本体の上と左右は5~10cmは空けるようにと、各メーカーの設置基準に書いてあります。

 

なのでこのような取り付け方をすると、もし故障しても保証対象外になる可能性が高いですね。

 

 

更に室外機も注意が必要です。

 

 

このような室外機カバーが流行ってますが、このような形状ですと室外機が上手く熱を放出出来ずエアコン本来の力が発揮できません。

 

場合によっては故障の原因にもなるようです。

 

↓ダイキンのHPでも注意喚起されています↓

 

以下のように、室外機が日影になるよう離れた位置にすだれを立てかけたりするのは節電効果があるとのこと。

 

出典:ダイキンHP

 

 

先ほども書きましたが、メーカーの設置基準を無視すると故障の際に保証対象外になる可能性が高いです。

 

直接的にそれが原因じゃないとしてもです。