一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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オシャレなお部屋に模様替えしたい・・・
と思ったときに皆さんは何から手を付けますか?
カーテンや照明器具などのインテリア、家具のレイアウトを変えるというのもいいですね。
このようにお部屋をオシャレにする方法はいくらでもあるのですが、
その中でも手っ取り早く、かつ効果的な方法として【ラグを替えてみる】という方法がオススメです。
「ラグなんて敷いたことない」
「ついつい無地を選んでしまう」
「他のインテリアとの合わせ方がわからない」
このような方、実は多いのではないでしょうか。
しかしラグはインテリアコーディネートの要です。
どのようなラグを合わせるかによって部屋の雰囲気は大きく変わってきます。
ということで今回はラグ選びのポイントを、施工事例の写真と共に解説していきます。
部屋全体の雰囲気と合わせる
ラグ選びの際にソファの色やデザインを考慮して決めるという方は多いはず。
もちろん間違いではないのですが、あくまでもインテリアの基本は部屋全体でのトータルコーディネートです。
壁紙やカーテンの色など、部屋全体のバランスも見てみましょう。
ここでは扉のイエローや照明のグリーンを活かすため、ラグはソファなどと合わせてダークブラウンに。
しかしラグもソファも同色で無地では面白味にかけるので、モロッカン柄で足元もちょっとだけ賑やかにしました。
ちなみに無地の場合はこんな感じです。
雑な編集ですみません。笑
なんかやっぱり一味足りない気がしますよね。
ラグにアクセントカラーを持ってくる
ホワイトや淡いカラーのみでコーディネートしたお部屋。
一見統一感がありオシャレに感じるのですが、どこかメリハリが無くぼやけた空間になりがちです。
そんな時は思い切って鮮やかな色のラグを使ってみましょう。
ここではイエローのラグがインテリアのポイントになっています。
(あ、先ほどのモロッカン柄の色違いですね。笑)
イエローはブルー系の壁紙とも相性◎
鮮やかな色はちょっとなあ…という方にはブラックもオススメです。
ラグに限らずインテリアにおいてブラックはとても有能です。
締まりがない空間には意図的にブラックを使うようにしています。
大きさや素材は?
基本はソファのサイズに合わせます。
3人掛けのソファならラグサイズは1400×2000程度が良さそうです。
リビングとダイニングの両方に敷く場合は、圧迫感が出ないように床との比率に注意。
LDKが16帖以下の場合はどちらか一方にしたほうが良いでしょう。
最近は自宅で洗えるラグも増えてきましたが、こちらは少々注意が必要です。
ドラム式では洗濯不可なラグが多いのです。
まあ私は気にせず洗ってますけどね。笑
上級者は寝室にもラグ
寝室のラグは海外インテリアでは定番。
部屋の広さに余裕があれば通常のサイズでも構いませんが、ハーフラグを使うとオシャレ感アップしますね。
また、円形ラグを使えばお部屋が一段と可愛くコーディネートできるでしょう。
以上、ラグ選びのポイントについて書いてみました。
ラグは部屋のイメージを左右する大事なインテリアアイテムです。
季節ごとに替えたり、ぜひお部屋のインテリアコーディネートを楽しんでみてください。