一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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このタイトルにピンと来た人は私と同世代でしょうか。

 

 

それはさておき、

 

先日の上棟日、お施主さんが凄まじい量の差し入れをしてくださいました。

 

 

当日は大工が7人いましたが、それでも十分過ぎるボリューム。

 

前の日から準備してくれてたのかなと思うと、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

 

 

ひと昔前は上棟式という立派なセレモニーみたいなことを行っていたのですが、最近はほとんど見かけなくなりました。

 

私も数えるほどしか経験がありませんし、時代の流れってやつですかね…

 

 

 

 

この日は珍しく快晴で作業もはかどりました。

 

昼にはお施主さんがお弁当まで用意してくださったのですが

 

 

 

歓喜の叙々苑弁当。

 

 

そして帰りに際には手土産まで…

 

 

 

ここまでもおもてなしされたせいか、大工がいつも以上にキビキビ動いてるように見えました。笑

 

そんなことをツイッターに書いたら

 

 

「気のせいですね。そんな差し入れ不要です! 差し入れで大工のやる気に差がでるようなこと投稿しないほうがいいですよ!!! うちはそういった気遣いは不要ですと最初からお施主様に言っております。そういう差し入れを強要するかのような投稿はどうかと思います。」

 

他社からこんなコメント来るから気を付けな!と教えてくれたのは同じく建築士のやもさん。

 

どうやらやもさんも過去に似たような投稿をしたら、同業他社からそのようなDMが来たらしい。笑

 

 

 

いや、別に差し入れやご祝儀を強要してるつもりは一切ないんですけどね;

 

その辺は完全にお施主さんにお任せしていますし、こっちがとやかく言うことでもないと思うんです。

 

中にはおもてなし(利他的行動)することで満足感や幸福感を得るお施主さんもおられるわけで。

 

 

なので一律に「気遣い不要!」と差し入れを禁止するのは、かえってマイナスなのではないかと思うのです。

 

 

 

もちろん差し入れやご祝儀の有無で大工のやる気が変わるなんてことはありません。

 

 

上の記事では行動経済学を基に大工へのご祝儀問題を考えてみました。

 

暇な方は読んでみてください。

 

 

 

 

 

でも不思議なものですね。

 

叙々苑弁当を食べた後、

 

いつも以上に現場のゴミを拾っている自分がいました。