
一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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壁や床といった内装仕上げと、家具などのインテリアの色味や素材を合わせてコーディネートすると、まとまりのある空間になります。
ここでは床はパイン無垢材、壁にもパインの羽目板、TVボードなどの造作もパイン集成材、ウッドブラインドやセンターテーブルもパイン材に近い色でまとめました。
無垢材特有の暖かみを感じる北欧スタイルです。
階段や窓枠などもパイン集成材です。
このように素材や色味を統一するコーディネートは比較的簡単で、失敗する可能性がとても低くいのが特徴です。
しかし統一感に固執し過ぎると、味気ない単調な空間なるので注意が必要です。
ワンポイントでラグなどのインテリア小物に鮮やかなカラーを持ってくると、メリハリが出てググっとオシャレ感が増します。
ここではドアに鮮やかなブルーを使いました。
ほぼホワイトとウッドの空間ですが、ガラッと印象が変わります。
「でも鮮やかな色はちょっとなあ…」
という方にはブラックもオススメです。
ブラックはどんなインテリアスタイルにも使えて、なおかつ空間に引き締め効果を与えてくれるので積極的に使いたい色のひとつです。
ちなみにホワイトだとこんな感じです。
この場合はダイニングのペンダントライトに色を入れてみたり、ダイニングチェアの何脚かをブラックなどにしても良さそうですね。
インテリアコーディネートはどうしても統一感ばかりを気にしがちになるのですが、思い切って一歩踏み出してみると新たな世界が見えてきます。
ドアの色で失敗したらどうするって?
また塗り替えればいいだけです。
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