一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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現在リノベ中の現場より。

築35年で部分的に何度かリフォームされているお家ですが、今回は内装や外壁中心にフルリノベーションします。

LDKは天井・壁ともに板張り。
さらに床も無垢材を既存床に重ね張りしますので、内装仕上げ全てが無垢材になる予定です。
 
 
まずは天井から。
下地があるので既存クロスに重ねて板を張っていきます。

これだけでもかなり印象変わりますよね。
 

続いて壁です。
壁は接着力を高めるためにクロスを剥がしてから板を張ります。
 
ちなみに板張りには接着剤も使っていますが、最近の接着剤はかなり安全性が高くなってきました。

 

例えば、上の写真にもチラッと写っているこちらのボンド。


F★★★★(フォースター)は当然のこと


「JAIA 4VOC 基準適合」

健康住宅対応「GREEN SPIRIT®」


この2つの基準にも適合しています。

特にGREEN SPIRIT®


◎ホルムアルデヒド ◎トルエン ◎キシレン ◎パラジクロロベンゼン ◎エチルベンゼン ◎スチレン ◎クロルピリホス ◎フタル酸ジ-n- ブチル ◎テトラデカン ◎フタル酸ジ-2- エチルヘキシル ◎ダイアジノン ◎アセトアルデヒド ◎フェノブカルブ

 

これら13種類の化学物質も規制対象としています。


ちなみに建築基準法ではホルムアルデヒドとクロルピリホスしか規制されていないんですよね…


「内装に無垢材など自然素材を使えば健康住宅!」という単純な話ではないのです。





とはいえ既製品の家具やインテリアに使われている塗料や接着剤まで、どんな化学物質が含まれてるかを調べるのは非現実的です。


あまり神経質になるのもかえって住み心地を悪くしますし、住宅建築において化学物質を一切使わないということも不可能です。



よって化学物質を気にしつつもある程度許容することが、健康的かつ暮らしやすい住まいには必要なのかもしれません。



では最後に完成予想イメージを。

果たしてこのように仕上がるのでしょうか。
完成後にまた写真をアップしますね。

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