一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

↓バックナンバーは各カテゴリーから↓

 

 

 

クロス(壁紙)選びは悩みますよね…

 

そもそもあの分厚いカタログが良くないです。

 

種類が多すぎます。

 

 

ホワイト系クロスだけでもこの量…

 

 

似たようなものがたくさん…

 

本当にこんなに必要なのでしょうか。

 

ただでさえ家づくりは選択の連続で精神的にも疲れるのに。

 

 

「う~ん、どれを選んでいいのか分からない…、おまかせします!」

 

 

このようにクロス選びでギブアップするお施主さんも少なくありません。笑

 

 

 

 

 

で、本題なのですが

 

鮮やかなクロスや輸入クロスも使ってみたいなあ、と考えている方はけっこういると思います。

 

がしかし、実際に採用するかというとそうでもなく、結局悩んだ挙句無難な色にするわけです。

 

 

失敗したらどうしよう…

派手すぎたらどうしよう…

 

 

大変よく分かります、そのお気持ち。

 

まずはその恐怖に打ち勝つ必要がありますね。

 

 

 

でも鮮やかなクロスや輸入クロスは、コーディネート次第で他にはない空間を作り上げることができるんです。

 

リビングの壁紙

 

ここではメインクロスにモスグリーンを使いました。

 

クロス以外のインテリアは鮮やかさを抑えることで、全体的にまとまりのある空間になります。

 

 

 

 

輸入クロスも同様です。

 

クロスだけで部屋の印象が決まるわけではなく、結局は床材や天井仕上げ、家具も含めたトータルバランス(コーディネート)が重要なのです。

 

 

 

 

 

最後に、この悩みも付きものだと思います。

 

 

「飽きたらどうしよう…」

 

 

答えは簡単。

 

塗装するか張り替えればよいのです。

 

ただそれだけ。

 

 

 

「これから何十年も住む家だから…」

 

「今はいいけど年を取ったら…」

 

 

不確実な遠い将来のことより、今好きなことを優先してみてもいいのでは?