一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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強烈な台風が九州に上陸しました。
暴風はもちろん大雨にも注意しなければいけません。
この業界では周知の事実ですが、雨水を下水菅に流してはいけません。
三沢市HPより
キッチンやトイレなどの汚水はもちろん下水菅(汚水管)に流すことは出来るのですが、雨水を下水菅に流すことは禁止されています。(地域によります)
なので敷地に降った雨は道路の側溝などに流すか、土地に浸透させて処理する必要があります。
水はけの悪い土地ってこの雨水処理が大変なんですよね。
我が家も雨水処理には苦労しました。
最近作ったアプローチは道路側溝に向けて雨が流れるような勾配になっています。
しかし敷地の奥のほうは勾配が確保できないので地中に雨水管を埋設しました。
敷地の一番奥まったところに雨水マスを設け、地中の菅を通って側溝に流します。
このおかげで大雨の時も敷地内に大きな水溜まりができることもなくなりました。
幸いなことにこの辺り一帯は雨水処理に関しては機能しているようで、ここ数十年道路の冠水などは起きてないとのこと。
このような情報も家建てる際にはしっかり把握しておきたいですね。
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