
一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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間違い探し。
まずはこちらをご覧ください。
先日完成したばかりのお家です。
では続いてこちら。
一ヶ所だけ明らかに違う場所があります。
はい、そうです。
スイッチの高さです。
今まではスイッチの高さを床から1.3m前後にすることが多かったのですが、今回は1mにしてみました。
よって1枚目は私が加工した写真です。
一般住宅のスイッチ高さは1.3mという固定観念があったのですが、1mのほうが操作しやすく感じました。
小さな子供でも手が届きますしね。
しかし、ちょっと背の高いチェストなど家具がスイッチに干渉する可能性も出てくるので、そこは注意しなくてはいけません。
1mにすることで玄関土間からも手が届きやすくなりますね。
ちなみにこのような形状のスイッチを「トグルスイッチ」と呼びます。
真鍮製で安いものもありますが、仕上げはかなりラフなようです。
(それ故に低評価)
しかしいくら綺麗に仕上げた真鍮でも毎日手で触れていれば変色するので、私的には安いほうもありかな、と。
本来スイッチってあまり目立たせたくないものですが、スイッチ自体がインテリアになるんです。
こちらは一般的なアメリカンスイッチ。
住宅会社に予め相談しておけば、このようなスイッチに変更することは可能です。
しかもご覧の通りそんな高いものではありません。
たまに「アメリカンスイッチに変更したらオプション費用で〇千円も請求された」というコメントを見ますが、このタイプのスイッチで一ヶ所あたり数千円の差額はぼったくりかもしれませんね。