一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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景観条例に引っ掛かり、建築許可が下りなかったこちらのお家。

 

 

 

 

その後、行政担当者からこのような提案が。

 

 

「柱や梁、サッシなどをブラウンにすることは出来ませんか?」と。

 

 

 

 

いや、あの、別に出来ますよ…

 

出来ますけど、たぶん和風にはなりませんよ…

 

 

 

 

ということで試しにパースを作ってみました。

 

 

和風、ではないですよね。

 

 

これは何風だろう…

 

カントリー?ウエスタン?

 

 

でも、これはこれでありです。

 

 

 

 

 

ホワイトだと外壁とのコントラストが強くなるので、シャキッとした印象になりますね。

 

 

 

今まで建てたお家も、ブルー系の外壁にホワイトの組み合わせが多いです。

 

 

 

 

外壁への塗装は毎回調色して決めるので、全く同じ色のお家が出来上がることはありません。

 

またネイビー系は色褪せてきた時も、良い雰囲気になってくれます。

 

 

 

 

お施主さんはやはりこっちの組み合わせを強く希望しており、それを担当者に伝えました。

 

 

そして翌日、

 

 

許可が下りました。

 

 

 

 

 

いや、下りるんかい!

 

 

 

今までのやりとりは一体何だったのでしょうか。

 

 

私たちは食い下がって一歩も譲りませんでしたが、中には行政の言うがままにデザイン変更してしまう方もいますよね。

 

 

こんな言ったもん勝ちみたいな条例に、何の意味があるのか…

 

 

でもまあ許可が下りて一安心というのが本音です。

 

 

 

 

「では今までメールで送って頂いた資料を印刷して、市役所までお持ちください。」

 

 

 

いや、あの、全てデータ送ってるんだからそっちで印刷してよ…

 

なんで往復1時間かけてわざわざ持って行かなきゃいけないの…

 

しかもこのコロナ禍の中…

 

 

 

これだから行政関係の手続きは嫌いです。

 

 

 

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