一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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一気に気温が下がり、まるで秋の様。
読書の秋、20年ぶりくらいに名作を読み漁ってます。
エアコンも止めて、窓を開けて過ごす気持ちいい季節の到来ですね。
あいにくの雨模様ですが、デッキに屋根があれば窓を開けてても問題なし。
雨や雪の多い日本海側では、ウッドデッキやバルコニーの屋根は必須です。
軒の出は600程度、これだけ出ていれば多少の雨でも窓が開けられます。
地面を見ると外壁に雨が当たってないことが分かります。
大雪でも外壁際に雪が積もることがないので、やはり地域によっては軒の出は大切ですね。
逆にガルバの外壁は、腐食防止のために外壁に雨が当たったほうが良いんです。
ガルバに付着した埃などの不純物が腐食を促進させるので、それらを雨で洗い流すのです。
よってガルバ外壁の場合、軒の出がない屋根は理にかなっています。
(その代わり雨漏りリスクは増大します)
ガルバの外壁で雨が当たらない部分(軒裏やポーチまわりなど)は、定期的に水をかけて埃を洗い流してあげましょう。
これは鋼板メーカーも推奨しています。
面倒くさくても数ヶ月に一度やるだけで効果はあるはずですよ。
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