一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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どちらも天井高さ2.4m程度の玄関ホール。
実はどちらも使っている照明は同じなのですが、「ペンダントタイプ」と「シーリングタイプ」を使い分けてます。
狭い空間で圧迫感を出したくないときにはシーリング、1灯のみの場合はペンダントなど、全体のバランスを見ながら使い分けています。
こちらも2.4mと一般的な高さのリビングダイニング。
照明のボリュームを抑えたいところですが、ダウンライトだけでは物足りない空間になってしまいます。
このような電球が数個付いたシーリングライトはたくさんありますが、細身のフレームのものを選ぶと思いのほかスッキリした印象になります。
逆に天井は2.4mだけどそこそこ面積が広い場合。
ボリュームある照明を付けないと、天井の広さに対してアンバランスになってしまいます。
思い切ってこれくらいのサイズの照明を付けてみてください。ガラッと部屋の印象が変わりますよ。
ちなみにこの照明を付けなかった場合こんな感じになります。
やっぱりちょっと寂しいですよね。
小さいペンダントライトを1つ吊るすと寂しさ倍増です…
ダウンライトはこのような場面でも使います。
基本的には天井が低い空間ですね。
この畳スペースは天井高2.0m程度なので、シーリングライトでもちょっと厳しい感じです。
照明に頭をぶつけてしまうこともあるので…
スキップフロアになっているベッドスペース。
部屋全体では平均天井高さ2.3mくらいあるのですが、この空間は高い所でも1.9mくらい。
天井が低いほうが落ち着く!という人が案外多くて、特に寝室は天井が高いと眠れないという人もいるくらいです。
ちなみに居室の天井高さは2.1m以上にしなければならないと、建築基準法で決まってます。
何故2.1mなのか… 根拠は何なのか… よくわかりませんが。笑
話を戻しまして、ダウンライトはベッドヘッド側に向けると、仰向けになったときに眩しいので注意しましょう。
ここではベッド脇にブラケット照明も設けてあります。
あと壁紙は白系が良いですね、暗い色は収縮色と言いまして部屋を狭く感じさせるので。
ライティングレール(ダクトレール)にスポットライトやペンダント、というパターンも定番ですが後々自由が利くのでオススメです。
今回は天井の低い空間の照明について書いてみました。
参考になれば幸いです。
実際に使った照明器具などはこちらにもまとめています
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