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一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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今日は朝から雨模様です。

 

 

雨も雪も多い私の地域では、アルミカーポートが当たり前のように家の前に鎮座しています。

 

 

カーポートは重宝するんですよ。

 

子供の乗り降りは雨が降ってると大変ですし、朝から車の雪下ろしでグッタリすることもなくなりますし。

 

 

しかし、デメリットもあります。

 

上の画像見て何か思いませんか?

 

 

 

まず暗いですよね。

 

雪の多い地域では強度的にポリカ屋根が使えなかったりします。

 

そうなると折半屋根になるのですが、全く明かりを通さないので玄関前がかなり暗い印象に。

 

 

こうなることを事前に理解しておいてください。

 

 

 

 

そしてもう1つ。

 

私にはアルミカーポートだらけの街並みが異様に見えてしまいます…

 

 

 

例えば、建物自体は南欧風でオシャレに作り上げてるのに、その目の前にアルミカーポート。

 

アンバランスこの上なしです。

 

 

なので建物の外観を考えるときは、カーポートのことをお忘れなく。

 

 

むしろカーポートは高い確率で家の前の目立つ位置に設置され、外観デザインに大きく影響します。

 

 

オシャレな外観デザインにしたいと思ってる方は注意してくださいね。

 

 

 

 

 

車好きの方には建物の一部を車庫にするインナーガレージも人気ですが、このような方法もあります。

 

サーファーズハウスの外観

 

ポーチ屋根を延長し、木製カーポートと一体的な作りになってます。

 

これなら雨が降ってても全く問題なし。

 

 

カバードポーチ

 

カバードポーチとも呼んだりするのですが、雨や雪の多い地域ではほんとに便利。

 

夏はこの下でプールを広げたり、BBQをしたりと何かと使い道があります。

 

 

 

 

単独でカーポートを建てるよりコストはかかってしまいますが、外観デザインや使い勝手を考えるとオススメしたいです。

 

 

 

 

敷地や建物の形状に合わせて、様々なパターンが考えられます。

 

カーポート部分が30㎡以下で一定の条件を満たせば、天井を板張りなどにも出来ちゃいます。

 

 

実は車庫って内装仕上げの制限が厳しいんですよ。

 

インナーガレージでは板張りの壁なんてほぼ不可能です。

 

 

 

 

ハウスメーカーが木製カーポートを提案することはまず無いでしょう。

 

 

なのでお施主さんは「カーポートと言えばアルミなんだね。」と思うわけです。

 

 

採用するかしないかは別として、他の方法もあるということを知っていて損はないと思います。

 

 

 

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