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一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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木造住宅築40年のリノベーション。



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この年代お決まりの個室続きの間取り。

 

それをリノベ定番の間仕切り壁撤去のワンルーム化。

 

 

 

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ほぼ同じアングルで撮ってますので、柱が残っていることなど確認できます。

 

木造の場合はどうしても取り除けない柱があるのです。

 

 

天井は既存の状態を塗装しただけ。

 

下手に解体してビニールクロスを張るより安上がりでオシャレに仕上がります。

 

しかし、その提案が思いつくかどうかは担当者次第です…

 

 

 

そして断熱改修は必須。耐震補強は言うまでもありません。

 

いくら安くオシャレに仕上げても冷暖房費にお金をかけたり、地震で倒壊してたら本末転倒。

 

 

 

 

 

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船底天井です。今では勾配天井とも呼びますね。

 

これも塗装するだけでガラッとイメージ変わりますよ。

 

 

 

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壁紙はけっこう攻めた色を選びました。

 

ここまでガラッと変わってるのに、天井は再利用というアンバランスさが楽しいですね。

 

 

 

 

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リノベで難しいのが階段の位置の変更。

 

構造にも影響するので、基本的には階段の位置は変えられないと思っておいたほうがよいでしょう。

 

このお家は元々玄関ホールに階段がありました。

 

 

 

after

 

階段位置を変えてリビング階段にしたかったのですが、やはり位置の変更は難しかったです。

 

 

ということで、間仕切壁を取って階段位置を変えずにリビング階段に。

 

考え方次第でリノベの可能性は無限大です。

 

 

 

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after

 

玄関もガラッと変わってますが、仕上げ材を再利用してる部分があります。

 

分かりますよね?

 

 

はい、その通り板張りの腰壁部分です。

 

 

 

 

 

 

 

中古住宅を購入してリノベーションをする場合の注意事項がいくつかあります。

 

まずは住宅ローン。

 

銀行の中にはリフォームローンの取り扱いがなかったり、中古住宅の評価額が低すぎて担保にならない場合があります。

 

早めに銀行に相談を。

 

 

それとリノベーション工事は新築工事と違って正確な見積もりが難しいのです。

 

なので工事中に予期せぬ追加工事が発生することもあります。

(壁の中など外からでは見えない部分)

 

 

 

それでも私はリノベーションをおススメしたいですね。

 

新築を建てるよりももちろんコストカットできますし、何せ今は空き家がとにかく多いので国や市区町村が補助金を出したりしてます。

 

 

まずはお住いの地域の行政ホームページで補助金の有無など確認してみてください。

 

 

 

 

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