年末年始を控えSALEの準備が忙しくなる小売業。
期待に胸躍らせる消費者。
しかし、SALE商品とSALE対象外商品があるのは何故でしょうか?
正解は
SALE対象外の商品も置くことでSALE商品の安さがより際立つ!からです。
昨日のくりぃむしちゅーのハナタカの中でやってましたね
専門家の解説で「これをアンカリング効果と呼びます」と言ってましたが
この場合アンカリングとはちょっと違うような…
むしろ「損をしたくない」「絶対的な価格ではなく相対的な価格」に影響される
プロスペクト理論のほうがしっくりきそうですが
例えば普段は1,000円だった商品がSALEで500円になった途端に魅力的に見える。
これがアンカリング効果ですよね。
TVショッピングの「通常は1,000円ですが今なら500円!」と同じ効果です。
そんなことよりも驚いたのが
番組のテロップで
「これらを高度経済学といいます!」
えええ?!
専門家はもちろん行動経済学と言ってるんですが
テロップが高度経済学・・・(笑)
なんかありそうですけど・・・
ん~行動経済学ってそんなマイナーな学問ではないと思うんですが
とはいえSALEで安いからといって無駄なもの買わないようにしましょう。
10,000円の服がSALEで5,000円になった!
5,000円もお得だ!買わなきゃ!
この考え方は危険です。
前々から狙ってた服なら話は別ですが・・・
ただ安くなったという理由だけで意思決定するのは合理的ではないです。
「果たしてその服が初めから5,000円で売られていたら買うだろうか…」
こう自問自答するときっと無駄な買い物が少なくなるはずですよ