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あんぱん。

最後まで届けてくれてありがとうございました。

最終回は贅沢でしたね。こういうラスト大好き。

振り返って、なんだかとっても名作だったなぁ。

作品をとおしてずーっと涙が止まらなかった。

それがなぜなのか言葉にできないんだけども、感情があっちにこっちに揺れ動くわけではないんだよね。

どしっと芯があるんだよね。

のぶちゃんや嵩やみんなの生き方に涙が出る。


みんながみんな、それぞれの十字架を背負って戦後を生きたんだと思う。

あの時代、ときには後ろ指を指されているような気さえしながら、社会に置いていかれないように、何かを成せるように、詫びるように生きたんだと思う。

心から笑うとき、いつも胸のどこかにいる誰かを思って、泣きたくなったかもしれない。

それでも生きていかなきゃいけない、生活しないといけない。

『あんぱん』の登場人物は、深い傷が水分を保ったまま、なんとか周りの人達のため、同じように傷を負った人、後世の人のために歯を食いしばって生きていたね。


不思議なんだけど、のぶちゃんのフォルムに泣けたなぁ。

あのまるーくあたたかな雰囲気は、出せるようでなかなか出せない唯一無二の貴重なものではないかな。

やはり役づくりだったのね。最後のほうは小さくなってましたね。衣装も非常に良かったですし。

んー。

今田美桜さん素晴らしかった。

どんな女優になるんだろう。

自分のことでは涙を流さない彼女が、「なににもなれなかった」と泣いた夜が印象的でした。

何かにならなきゃと突き動かされていたのぶちゃんも、何かにならなきゃという呪縛から解き放たれたのぶちゃんも、どんなのぶちゃんも愛おしい。

大好きヒロイン。


いやー。製作陣とキャストの皆さま、本当に素晴らしかったです。

編集長っ。ずっとこの二人を応援していたんだよね。二人が見つけられるのかどうか、信じて待っていたんだよね。自分のことみたいに喜んでくれたんだね。命を削ってでも伝えなきゃという情熱。

お母さんズ。最高。嵩に「生きて帰って来なさい!」って言うあのシーンもう一回観たいわ。

シスターズにケンちゃんに。ほんっとに魅力的だったよねー!素晴らしかったよね。河合さんはもう言うまでもないよ。あの方底が知れないわ。メイコがさ「私達が一番美しかったあの時代、私達はスカートを履くこともできず防空壕を掘っていた」って言っていたのが印象的でした。うん。

妻夫木氏…大人になって。こういう俳優さんになっているんだってなった。初めて自分の戦争体験を激白するシーンは鳥肌でしたね。。

クリエイター仲間に戸田さんに。

ヤムおんちゃん!

そしてアンパンマンを生み出した嵩。

みんなみんな、その羽ばたきを待っていた。

がんばりました。


というか、やなせたかしさんってすごい人なんだね。

こんなにたくさん世に残しているものがあることを知らなかったよ。

先生じゃないの。こういう方が先生なんだよ。

なんか。改めてアンパンマンが好きになりました。

すごくないか⁈どの世代の誰もが歌えて誰もが知っているアニメって実はそうそうないのよ⁈

私は昭和なのでメルモちゃんにリボンの騎士にレオは知ってますがね、令和の子は知らないんじゃない?

そう考えるとやなせ先生偉大すぎるし、先生の意志を大切に繋いできた方々がいて、今もいて。

作品やその意志を大切にしようとする人々がどの時代にもいるんだよ。

その核の産みの父がやなせたかし先生なんだね。

「正義を貫くとき、自分も傷付けられる覚悟が必要なんだ」。

剣や武器で戦って領土奪ったり奪われたり、という物語ももちろん好きだし興奮しますが、実際に経験したことがないし、絶対に経験したくないし。


武器の供給よりも、ふわふわのあんぱんなんだよ。

アンパンマン。あったかいなぁ。。


戦後80年に相応しい朝ドラだったんじゃないでしょうか。

反戦、そして、平和への無限の祈りが込められた作品でした。