マラッカに行きたい | りうりー的房間

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マレーシア出身の華僑である、上海に住む友人から微信が来ました。
「マラッカに帰ってきた」と。
3ヶ月ほど滞在して、高齢の母上のお世話をする、と。
5年ほど前に父上が亡くなりましたが、すぐ近くにはお姉さんが住んでいて、寂しくはないのだけどね、と聞いています。
名家の出身なので、母上には住み込みの看護師さんがついているとか。

マラッカ、と聞くとなんだか心が引き寄せられる気がします。
響きが素敵。
ヨーロッパと中国の文化が融合する、世界遺産の町です。

「プラナカン様式の建築が見たい」と送りました。
いつでも大歓迎、と言ってくれましたが、この夏もまだ海外には行けないな。

上海では着れない、袖なしワンピースにビーチサンダルでゆるゆる暮らすのよ、と笑っていた彼女が、故郷でのんびりとリフレッシュできるといいな。

次はマラッカだな!と強く思いました。
休暇を取って見たいものを見て、会いたい人に会わねば。
以前彼女が送ってきた写真には、海辺の静かな教会や、実家の中庭を抜ける風がカーテンを揺らす様子が写っていました。
元気なうちに、行かなくては。
私もそんな風に焦る年頃になったわけです。