メンテナンス週に歯科 | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

上の歯が2ヶ所痛いというか違和感があり、冷たいものもしみるので、知覚過敏か疲れかと思っていましたが、思い切って歯科医へ行きました。
年齢と共に、おかしいと思ったらすぐ通院、と同年代の友人たちと合言葉にしています。
幸い今週1週間は仕事の端境期。
既に1日通院予約が入っていますし、完全なるメンテナンス期間。

殿も通院している病院です。
歓楽街を抱える町のせいか、夜間診療が特徴的。
この田舎で夜9時までやっています。
プレハブ様の古い建物で、名前も「診療所」。
どこもピカピカのキレイな歯科医院ばかりの中、一昔前感が満載。
しかし、せっまい待合から中へ入るとびっくり!
ずらりと並んだ診察台に、防護服にフェイスシールド姿の先生や看護士さんたちがぎっしり。
先生何人いるの?
(皆同じ姿でよくわからない)

丁寧なご挨拶と共に診察が始まり、てきぱき症状を聞いてくれ、口の中を視てもらって最初の言葉が、「歯ぎしり、食いしばりと言われたことあります?」と。
2年前に別のクリニックでそう言われ、私は常に食いしばって生きていることを知ったのでした。
皆同じだと思っていたから、衝撃的でした。
口を閉じても歯が噛み合ってないのが普通なんてっ!!!と。
天地がひっくり返ったくらいの驚きだったのです。

それ以来気を付けていたつもりが、じわじわ影響が出ていたのでした。
先生は鏡を持たせてくれ、丁寧に優しく説明してくれます。
歯茎が下がって歯がかなりむき出しになっていて、それは老化のせいだと思っていましたが、食いしばりのせいでした。
沢山の歯のエナメル質が剥がれていて、縦に線も入っていて、ひどくなると割れてしまうとのこと。
むき出しになった歯の根から神経を刺激して痛みが起きること。
歯自体も尖ったり磨耗して変色もしていること。
尖った上の歯と、下の歯を歯ぎしり状に横に動かして合わせると、なんと!
形がぴったりはまる!
衝撃!!
ぜーんぶ、食いしばりのせいだった!
虫歯はなかった!

むき出しがひどいところにコーティングをしてくれ、歯をキレイにして、写真も撮り虫歯がないことを確認。
マウスピースを是非にも作るよう勧められ、次回(翌日を予約した!メンテナンス週を逃すと次はないから。)型をとることに。

この頃頭痛がひどいのも、肩こりが数年来酷さを増しているのもどうやら食いしばりが原因だとわかりました。
下がった歯茎は戻らないそうです。
ぴえん。

それにしても、親切丁寧、手早い。
過去最高に「良い歯科医」でした。
殿もそう言ってたけど半信半疑だったのよね。
疲れやストレスで食いしばりは起きます、とは言うものの「ストレスを溜めないように」などとつまらないアドバイスを言わないところが良かった。
信頼できる先生でした。

会計時に笑える1コマが。
「本日パソコンが壊れてしまって領収書が出ないので、次回お渡しします」
診察室以外は、前時代なのが和むわ。
靴を入れる下駄箱すらないのです。
という、メンテナンス週の始まり始まり…。