パパが五年ほど前に畑にいきなり植えた暖地桜桃。
根付いて以降はお世話されていなかったものを、毎年お荷物に思っていましたが、この1年丁寧にお世話してみました。
葉先が丸まって芋虫のように見えて気味悪かった1年前。
今年は冬のうちから肥料をやり、丸まってきた葉を手で全部しごいて(アブラムシ的なものの巣でした)、弱い薬も使い、開花した時の感動!
桜より早く、とても綺麗に沢山の花をつけました。
綿棒で受粉を手伝い(めちゃめちゃ地味な作業だった😢)、そして実をつけてからはネットで囲いました。
これはネット、バージョン2。
バージョン1はネットの外から鳥につつかれ、あげくに中に入られ出られなくなっていたところを追い出し、殿と二人で再度ネット掛け。
こんな風になり。
ついに収穫!
摘果しなかったので小さいけど、しっかりさくらんぼの味!
元々暖地桜桃は賞味用ではないのですが、充分たのしめます。
ユスラウメみたい。
植えたきりだったパパに、なんとか赤い実を味わわせたくて、頑張った甲斐がありました。
喜んでくれたかな?
来年はもう少し樹高を伸ばして、横へ広がるよう樹形を整えよう。
花も綺麗だし、実もちゃんとつけることがわかったので、俄然大切にしてあげようと思います。
ジャムにするほどはとれなかったので、生食で堪能しました。
徒然草の「大きなる柑子の木の」の段を思われて、ネットで囲うなんて野暮だとちょっと恥ずかしいけど、ちゃんと(不測にも)鳥さんと分けたので、いいかなぁ…?