武漢 | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

https://youtu.be/_6VonkQVqCs




1週間前のアップだけど。
武漢の状況。

武漢を訪れたのは、もう20年も前のこと。
揚子江を船で下る3泊4日の旅の終着点が深夜の武漢でした。
なぜか、一人で中国人専用の旅船に乗ることになった人生最大のエンターテイメントの終わりにたどり着いた街は、地球の歩き方にも小さく載っているだけのただの地方都市でした。

泊まるところもなく、船の中で親しくなった親戚一同旅行グループに連れられ、彼らの予約していたホテルに相部屋で泊めてもらい、翌午前中には飛行機で後にした街。
(モーターショーでホテルは満室と聞き、モーターショーを開催するくらい大きな街なんだ、と思った記憶がある)

政府が情報を隠蔽した、とか7日で病院を建設、とかうちの殿は驚き憤っているけれど、かの国は共産主義であることを考えれば当たり前のこと。
我々からすると考えられないことも、あちらでは文化であり国民性であり国家の体制である。

人気のない武漢の路上で息絶えていた人の姿をニュースで見て、まさにこれは映画か、と。
武漢から戻った人の家の戸口を鉄棒で打ち付けて閉じ込める映像に、息を飲む。

どうか早い終息を。
そして武漢のみならず、世界の安定が1日も早く訪れるよう。
そして、我が家の父上にはウィルスが及ばないよう。