義実家の週末お手伝いのご褒美は、美味しい田舎の昼食です。
しみじみいい感じのお洒落感ゼロな食卓。
これがいいんだな。
この日の主役は、お義父さんが私のために買ってきたいつもより大きな(義実家比)アジの開き、ではなく珍しい「から芋」。
茎の部分のずいきを収穫する副産物です。
里芋ほど粘りがなく、でもねっとり。
作業する傍らのストーブで茹でました。
衣かつぎみたいにくるりと皮を剥いて、ワサビ醤油で食べる。
なにこれ!な美味しさ。
スーパーでは手に入らないもの。
ありがたく頂きました。
お義母さんのすごいところは、私やお義父さんと一緒に作業してるのに、ほんの5分ほど先に仕事から上がるだけでご飯の支度が出来上がってしまうこと。
煮物や漬物ばかり、と言うけど具沢山の味噌汁が毎回出てくるし本当に美味しい。
我が実ママも料理上手で気づくとママの味つけで料理をしている自分が面白い。
そしてお義母さんの料理はまた違う田舎の味わい。
二人の偉大な母の味を忘れないようにつないでいきたいのですが、残念ながらつなぐ先がない。
姪っ子ちゃんにはお嫁ちゃんの味がもちろん母の味、だしね。
そして私には、縁あって舌で習得した中国の味があるし。
(殿は食べないから私一人の楽しみですが)
まあ、難しいことは抜きにして、美味しいものを楽しむ日々です。