松花江大橋は、旧鉄道の線路を残した散策路になっています。
ガラス張りの下には当時の線路が保存されています。
満鉄になるのでしょうか?
ガラスが貼られたのは最近で、昔は線路がむき出しだったそう。
ということは、線路の下には川が見えましたから、物を落下させることもあったのか?
靴とか。
川岸には高級マンションが建ち並び、所得が中国一低いといわれるハルビンもそう悪くないと思わせます。
高級車もガンガン走っていますし、普通の生活をする分には不便なく発展しています。
この船に乗るのに私たちは前もって30元のチケットを買っていました。
短時間のものと一時間ほどの遊覧の二種類があり、短い方は10元。
乗船してみると、なんだか様子が違う。
Nちゃんに、これ、短い方じゃない?
と言うと、同じです。と。
そうなんだ、と思いましたが、いや、降りて確認しようよ、と提案。
Nちゃんは、
「もうチケットを切ってしまったから、ダメです。」
と言います。
いや、なら、差額返してもらおうよ、と。
Nちゃんは、周囲の人にようやく尋ねる。
皆10元だと。
その頃には船は出発。
Nちゃんはモギリのおじさんに激怒していました。
いやいや、確認しなかった私たちが悪かった。
そしておかしいと思ったんだから、降りるべきだった。
そうは言っても短いながら遊覧を満喫し、下船時にNちゃんは一言おじさんに言うんだ!と怒っていましたが、結局どのおじさんだったかわからないという・・・。
おじさんだらけだしね(笑)。
外国人であるけど中国でのハードな旅に慣れている私と、日本での生活に慣れてしまった地元民かつまだ女子高生のNちゃんとでは、経験値が違います。
二人分のお金を出したのは私ですが、まあ、仕方ないじゃん、とNちゃんを慰めました。
日本では絶対こんなことない!
とNちゃんは言うけど、そうかな?
そうだといいな。
日本にくるインバウンドの外国人客が、どうか残念な思いをしませんように。
といっても、私は全然残念ではなかったけどね😅
中国あるあるだな、と。
こうしてハルビンの最後の夜は終わりました。



