3・11の畑 | りうりー的房間

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。



じゃがいもの土作りをしようと、堆肥を買い込んで畑に行ったら、昨日の朝までの雨で泥々でした。
断念した次第です。

今日で東日本大震災から7年。
富士山の近くの職場は揺れに揺れて、外へ避難した。
青空に真っ白な富士山がくっきり映えて、そのいつもと変わらぬ姿が逆に不気味だったことを昨日のことのように覚えています。
停電で携帯も繋がらず、街の信号が機能せず、上司の忠告で同じ方向の同僚と車を連ねて帰宅したものの、自宅のある地域は何の変わりもない日常がありほっとしました。

東北地方の惨事が伝わったのは、その後のことです。

あの春のじゃがいもの植え付けは、放射能の広がりを取り沙汰されている頃で、
このじゃがいもを収穫できるのだろうか、福島の人たちはどうなるのだろうか、この国はどうなるのだろうか、と思いながらの作業でした。

畑から切ってきたユーカリが、日差しの差し込む部屋に芳香を放ち、今年も3月11日がやってきました。