わくわくするパン | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

原村まで高速使って行ったのに、
期待の新しいパン屋さんが休業で、
急遽思い付いたのが、サンテリアさん。

と言っても、隣接の洋菓子屋さんであるキャトルセゾンさんに置いてあるのですがね。
キャトルセゾンさんに電話して、
すぐ行きまーす、と取り置きをお願いしました。


自由農園から車で15分ほどでした。
寂しい町外れの住宅地にひっそりある、
秘密基地みたいな工房です。


うきうきと古びたミントグリーンのドアを開けると、甘い香り。
曇天で薄暗い店内で、いつものように若く可愛らしい店員さんたちがくるくる働いていました。
バレンタインデーだからか、次々焼き上がるお菓子たち。
忙しくも今日もとても感じ良く接客してくれます。
注文を考えるふりをしながら、
店員さんたちのきびきびとかつ楽しそうな姿を見るのが好き。

バレンタイン用に、ブラウニーも5つ購入しました。



バゲットは品切れ。

1斤が普通の2斤くらいの巨大な食パンと、
これまた大きなブール。



油脂を使わず焼いています。
隣の小屋で、男性の職人さんが焼いているそう。
洋菓子の愛らしい様子とは正反対の無骨なフォルムと味わいです。



何分割かにしたブールで帰宅後に早速ランチ。
横にも切って粒マスタードを塗り、
常備しているイタリア産プロシュートにシーザードレッシングをたらりと垂らし、黒胡椒を多めに振って挟む。

ああ、美味しい。
しっとりした生地と、カリカリの表面。
強い小麦の香り。
持ち帰る車内に充満するこの香りに、空腹を耐えた甲斐があった。


満足感は満腹を早く呼びますね。