通りをふらふらさまよっているところに、素敵な入口がありました。
名料亭、「和久傳」のショップ。
一階はお持ち帰りの菓子や、佃煮などを販売しており、
二階がカフェになっています。
冷えた体を暖めようと、休憩をすることにしました。
帰るところのお客さんが一人。
その後は私ひとりでした。
高い天井に梁を渡し、
落ち着いたミッドセンチュリー風な家具が素敵です。
和と北欧がミックスされた感じのインテリア。
良い香りのするお絞りとほうじ茶、黒豆のお茶請けが供されました。
悩みに悩んで、
大好きなわらび餅を。
・・・言葉もありません。
人生で一番美味しいわらび餅でした。
一切れが大ぶりで、
たっぷりの黄粉と黒蜜をかけていただきました。
官能的ですらあります。
思わず「おいしい・・・」と、口に出してしまいました。
一人でしたが。
お茶はポットで置いてくれます。
充分に満足しました。
腰を折って見えなくなるまで見送ってくれるサービスにも感激しました。
・・・が、この後一階でお菓子を購入している間に、体に異変が!
ほうじ茶を湯飲みにたっぷり2杯、わらび餅、抹茶、そして風邪薬をそのほうじ茶で一気飲みしたせい?
お支払いの間に目がチカチカして、
息が苦しくなり、
お菓子を包装している間におトイレへ~!!!
(以下ごめんなさい)
ガマガエルのように嘔吐してしまいました・・・。
しかも温泉とかに置いてある、湯を吐く動物の彫刻みたいに。
・・・ゴーッ、ゴーッ!
とね。
みごとに植物性の吐瀉物しか出なかった・・・。
ああ、官能のわらび餅が・・・。
皆さん、お薬は、お水で飲みましょうね。
・・・とにかく、こちらはすばらしいお店です。
お勧めいたします。
お帰りはお店の外まで送ってくださりますよ。


