『四十九日のレシピ』伊吹有喜 | りうりー的房間

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。

書評を読んで、読みたかった本。


妻を亡くし気力を失った父のもとへ、

ギャルメイクの女の子が訪れる。

生前の妻から頼まれて、

四十九日までのあいだ、家事を請け負うと申し出る。



父の家へ、夫から離婚を申し出られた娘が戻る。


父と娘、ギャル、謎のブラジル人青年の、

小さな奇跡のお話です。


りうりー的房間

家族と、大切な人の意味を、

改めて考えました。


何度も泣きそうになりましたが、

軽いタッチの文章と、

そのユーモアに、

涙にならずに胸に思いが重なった感じです。



最後の奇跡には、静かな驚きが。


一気に読了しました。

春の夜の読書に、おススメです。