江國香織作品は簡単に読めるし、
ちょっとクールな気持ちになる。
うっかり、前にも読んだのに、
また読んでしまった。
しかも、途中まで気がつかなかった・・。
私がいい加減な読書をしているのか、
それとも?
この間読んだ
「スイート・リトル・ライズ」
と同じ色味。
でもこちらは登場人物が魅力的だ。
母親の桐子さんは、
私のママにそっくり。
そして不可解な一組の夫婦の関係も、
スノッブを気取るのではなく、
わかる気がする。
そばにいて欲しい人がそばにいるとき、
触れて確かめていたいのは至極自然。
手だったり、髪だったり、服だっていいのだけど。
不安ではなく、
確認。
