
おっすクマである d(・(ェ)・)
本日、文講の入試に挑んだ受験生はお疲れだったんである。
ちな、解答速報は →コチラ なんであるw
明日の入試は国教であるが、受験予定の者はしっかりと
頑張るんである!
さて、今夜はワッセの看板学部である「政経」の傾向を
うpするんである。(古いコピペですまんのである…)
政経の試験は来週土曜日なんである (`・(ェ)・´)ゞ

【ワセアド第6回――政治経済学部】
政治学科、経済学科、国際政治経済学科の3学科を擁する。
早大受験生のみならず、慶大受験生や難関国公立大受験生、国公立医学部医学科受験生も多数併願してくるため、合格難易度は非常に高い。
パラグラフリーディングや自由英作文、国語や地歴公民でも論述問題が出題されており、明確にセンターから2次試験まで経験する国公立大学受験者に有利になるような問題構成である。
政治経済学部の英語の難易度は、国際教養学部と並んで早大随一の難易度である。
大学入試としても最難関に分類される。
また、地歴の難易度も非常に高く、教科書レベルの知識で解くことは難しい。
一方で、数学は標準~やや難の典型問題ばかりが出題されるため、地歴と数学が両方出来るのであれば、数学を選択することを強く勧める。
地歴の難易度が得点を稼ぎにくいとされているため、私立専願者は英語と国語で出来るだけ点数を稼いでおきたい。
★英語(90分/90点)
以前は読解4題、英作文形式の対話文完成1題の計5題が定着していたが、近年では読解問題が1題減少している。
しかし1000語超の長文が出題されたりと語数自体に変化は無い様に、難化傾向にある。
むしろ2000~2002年の易しい問題がイレギュラーだったと言っても過言ではない。
難化の傾向は地歴から英語へ合否の要をシフトするための大学側の思惑だと考えられる。
合格のための具体的な学習法として、全文和訳に固持する必要こそ無いが、普段から英文構造の正確な理解を意識した精読型の勉強を入念にする事が重要である。
出題される英文は比較的平易な文章が多いが、抽象度の高い評論文も出る(1999年以前の大問4、2000年以降の大問3等)。
特に2004年度の問題は一見平易に見えるが、論理的展開をつかめないと全く解けない問題が出題されており、論理的思考力がかなり要求された。
こうした傾向はどことなく東大や難関国立大学の英語を彷彿とさせる出題形式である。
したがって、難関国立大併願者は国立大の過去問でしっかりと演習することで本学部の練習にもなる。
勿論、本学部の過去問演習も疎かにしてはいけない。
また、最近は断続的ではあるが小説問題が出題されるのが政治経済学部の特色である。
微妙な心理描写や間接話法の表現に慣れるため、日頃から小説文に的を絞った対策も欠かせない。
余裕があるなら、出題傾向が似ている東大の英語の大問5の小説問題などで対策を練ろう。
自由英作文を出題形式するところも難関国立大と傾向が似ているので、受験生は英語の総合力を問われる。
政治経済学部の特徴は、受験生が苦手とする空所補充及び文整序が多い事である。
一般の熟語集レベルのイディオムを十分に押さえておく事は前提であり、それに加え英文構造の正確な理解が不可欠である。
英文を文法的に観察する事により、同一の文法形式が繰り返される部分は内容的にも同一である事が予測可能なためである。
後者についても基本的には前者と考え方は同じであり、文構造の正確な理解が鍵となる。
選択肢の中の単語の役割(接続詞、動詞、名詞それぞれがどれと結びつくか?イディオムになっていないか?等)を検討し組み立てる作業に日頃から慣れるためにも、センター試験の同類の問題を多く解く事をお勧めする。
その上で過去問を研究し、出題者の意図を見抜く事が大切である。
また、パラグラフ整序ないしそれに近い文整序が問われることもあるのが政治経済学部の特徴であり、類似の問題を出題する東大の英語の大問1の(2)のパラグラフ整序の過去問を通じて演習を深めておきたい。
【↓息つぎ動画】 法学部卒でなく政経卒なんである!
★国語(90分/70点)
現代文、古文ともに重厚な堅い文章が使われ、対策・演習が必要。
この学部を受けるならどの受験生にも言える事だが、国語常識(漢字、慣用句、カタカナ語等)は出来て当たり前である。
文学史は古典文学史のみならず近代文学史からの出題もあり、内容も早稲田ならではのマニアックな問題が多い。
日本史選択者は点の取りどころと言えるだろう。
かつては古文が、受験生間に差が生じないほど難しく、その結果「古文無勉」でも受かる例が多数あったが、近年は易化(それでもハイレベル)したので人並みにできる必要がある。
古文対策として、古典単語、古典常識、文法(助動詞、敬語、識別、接続条件等)を完璧にしておくこと。
所謂受験頻出と言われる中世の有名作品からではなく、センター試験の出典のように受験生に馴染みの薄い近世の文章からの出題が多く、初見の文章でも問題が解けるための基礎力の積み重ねが重要である。
現代文、古文ともに「特定の段落の文から使われていない動詞を探す」や「文脈上合わない表現を抜き出せ」といった時間のかかる設問が有るため、必ず設問に最初に目を通すべき。
2009年度は記述式問題が出題されたので、時間配分に細心の注意を。
漢文は白文(記述回答用紙)に返り点を付ける等、独特な出題が有るので過去問で対策しておくこと。
大問(1)
主として古文漢文融合問題が出題される。
受験生になじみの薄い近世の文章が多く使われている。
問題の特徴として空欄補充問題、それも古文の長い文を入れさせることが多い。
中心はやはり意味を問う解釈問題だが、それぞれの関連を考慮しなければいけない。
文法問題は標準的なものが多いが、答えを文中から抜き出す問題が多いので、注意深さと幅広い知識が必要である。
大問(2)
明治文語文など、古い文体の文章が近年多く出題されている。
夏目漱石が2年連続で出題された事もあるので、森鴎外なども出題される可能性もある。
また、毎年近代文学史の出題もあるので取りこぼさないようにしたい。
ただ2009年度は例外的に出題は無かった。
しかし今後とも対策をしておくことに越したことは無い。
大問(3)
空欄補充中心の問題が中心。
ただし、数年前までは傍線部説明問題が中心であり、過去のパターンに戻る可能性もあるので注意が必要である。
文化論、芸術論も出題され山崎正和、多木浩二、市川浩など抽象的な文章が多い。
また2009年度には本格的な記述問題が出現。
書き慣れていない私立専願の受験生にとっては厳しかったかもしれないが、慣れないと厳しいので日ごろから文章をまとめる練習をしておくこと。
もちろん国立大の現代文の問題を練習するのも十分力になる。
★日本史(60分/70点)
過去は難問奇問のオンパレード、「カルトクイズ」と評された本学部だが、数年前から易化が見られ、難易度は平易と言えるレベルになった。
2006年度の問題は前年度に比べると難化したが、岸内閣の政策・中井竹山が草もう危言を松平定信に奏じた事等は、本学は勿論、他学部・他大学の法学部系で既出の問題であり、幅広く過去問研究を行えば高得点を期待できる。
難問に関して、出題内容は山川出版の教科書よりも用語集からの出題が多く、教科書を読み込むよりも用語集を常に確認するようにこだわれば良い。
全て一問一答方式で取り組みやすい。
配点はマーク式が1点で記述式が2点と予想され、記述問題での漢字ミスは命取り。
戦後史に関する論述問題の配点が高いので(12~14点)、軽視することは出来ない。
論述問題は国立大受験生に対するサービス問題といえ、私大専願者にはやや難しいが、問われている内容自体は教科書レベルの知識で対処可能である。
教科書を読み込み、実際に自分の手で書いてみることが重要。
東大・一橋大等の本格的な論述問題も参考にするとよい。国立大の論述問題を参考にすれば、おつりが出るレベルになるだろう。
なお、どの学部にも言える事だが、早稲田大学の関係者(大山郁夫など)は徹底的にマークしておく必要がある。
★世界史(60分/70点)
日本史同様、過去は難問奇問(有名なのはユトランド半島の図にエルベ川を書き込む問題)のオンパレード、「カルトクイズ」と評された。
近年は易化傾向が続いていたが、2008年度入試では一転して往年の入試問題を髣髴とさせる程の難化の様相を見せた。
2009年度には反動もありやや易化したが、勿論それでもハイレベル。
なんといってもケアレスミスを無くす事が肝要である。
また本学部は問題数が多く、即座に情報が引き出せるよう問題演習は数多くする事が重要。
教科書·用語集を軸とし、他学部過去問を出来るだけ多く解くこと(早大世界史独特の問題に対する勘を養うため)。
その際、文学部の問題は基本事項の確認に丁度良い難易度なので、まずはこれを8割以上取れる学力を養成していこう。
他学部の問題に比べると一問一答的な問題が多く、年号と人名の正確な暗記が政経世界史勝利の秘訣である。
★政治・経済(60分/70点)
政治・経済は基本的な知識を問う問題が中心。
近年は、市場機構論や図表問題等からの出題が非常に多くなり、知識問題から思考問題へのシフトが際立っているので、60分という時間をうまく使わなければならない。
これは知識に偏らない、考える力を求めている本学部の意図である。
思考能力を問う問題は、一般的な国語力によって解決でき、特別な対策は不要であろう。
近年の傾向の変化は激しく、過去に出題された古い問題を基礎とするのではなく、3年程前からの過去問を利用して傾向を掴む事が重要である。
2009年度の問題の難易度は高かった。
なお、「政治経済学部」であるにもかかわらず、2017年度の入試をもって本科目の試験が廃止されることが2015年11月9日付で告知された。
★数学(60分/70点)
60分で4題と分量は標準的。難関国立大併願者で一般入試を受験する場合は、数学受験が一番多い。
また医学部医学科などの理系受験生も併願して受ける事も多い(理工学部や医学部と併願して受ける者も多数存在する)。
そのため、数学受験者が選択科目の中で一番多い。
マーク式や解答のみを求める客観問題と記述式の問題が混在する。
他の私大文系のような教科書レベルの出題では無いが、典型問題がほとんどを占めるため、難易度はセンター試験よりやや高いレベル。
かつては理工学部の数学に匹敵するか、あるいはそれを上回るレベルの問題を出題していた時期もあったが、最近はそういった難問は影を潜めている。
歴史系科目よりはるかに取り組みやすいので、数学にいくらかでも自信がある受験者は選択する価値があるといえる。
ただ、選択科目の中では難関国立大受験生や理系の受験生の併願率が特に高いのが特徴で、彼らはほとんど満点に近い点数を取るので、ちょっとしたミスが命取りになりかねない。
参考書としては、「チャート式基礎からの数学 青」を薦めたい。この問題集の基本例題及び重要例題を全て解けるようになって欲しい。
ここまで出来れば7割以上をコンスタントにとれる実力がついている。
上記の参考書に出て来る幾つかの解法を組み合わせる問題が出題される事が有るので、過去問を時間の許す限り解いて、応用力を身につけて欲しい。
早稲田数学の特徴は、その年だけでは全分野の力は試されないが、各年度を通してみると、全分野にわたって問題が作成されている事である。そのため、苦手分野を放置しては成らない。
どの分野が出題されても満足に得点できる力が求められる。
☆センター試験利用方式
5教科6科目(800点満点)で、合格するには90%以上の得点が必要である。
センター試験の成績だけで合格できるため、文系受験生のみならず、理系学部の受験生や国公立大学医学部医学科の受験生も多数出願している。
東大や京大などの最難関国立大受験者同志の争いになるため、限られた合格枠を獲得するには、どの科目も満遍なく得点する必要がある。
【↓おまけ動画】 橋下徹(政経学部)VS斉加尚代(文学部)
【本日の格言】
黙っていても日は昇る
待ってるだけの昨日にアディオース!
【明日への一曲】
→♪1998/ROCKET DIVE/hide with Spread Beaver
んじゃ…
(」・(ェ)・)」ばぁー… (/・(ェ)・)/ゐぃーである!
