全国的に、卒業シーズンで(ry
卒業/斉藤由貴
1985年2月21日リリース、デビューシングル
(作詞/松本隆 作曲/筒美京平 編曲/武部聡)

【↓うぃきコピ】
斉藤由貴は1984年、第1回東宝「シンデレラ」オーディションで準グランプリに、第3回ミスマガジンでグランプリを獲得し、芸能界入り。
同年10月、明星食品「青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー」のCMでテレビに初登場後、翌1985年2月、18歳で歌手デビューした。
デビュー曲『卒業』は、オリコンチャートで最高位6位となる。
26.4万枚を売り上げ、年間チャートは85年度34位だった。
担当ディレクターの長岡和弘は、作詞・作曲にヒットメーカーの松本隆と筒美京平を起用し、編曲にはキーボード奏者で、新進気鋭のアレンジャーだった武部聡を起用した。
先に松本が歌詞を書き、そこに筒美がメロディーを付ける「詞先」で制作された。
同曲のヒット中に斉藤も高校卒業を迎えたが、卒業式の後に教室でクラスメイトが同曲を合唱してくれたそうである。
なお、同時期には菊池桃子・尾崎豊・倉沢淳美も同名の『卒業』という曲をリリースした。
斉藤の『卒業』と菊池の『卒業』が、あるテレビ歌謡番組で同日にランクインし、2人は別々の移動先から2元中継(スタジオを含めると3元中継)の同時生放送で出演した。
その際、司会者が「同名の曲ということで、お互いに相手を意識していますか」と尋ねると、
菊池が「意識していないです」と笑顔で答えたのに対し、
斉藤は「意識しています」と真顔で答えた。
(ちなみに、菊池の『卒業』は最終的に39.4万枚を売り上げ、
年間チャートは85年度11位だった。)
同年4月からは、『スケバン刑事』で連続ドラマ初主演。
また12月には、初の主演映画『雪の断章 -情熱-』が公開された。
1986年、NHK朝の連続テレビ小説『はね駒』のヒロインを演じた。
3月に発売した「悲しみよこんにちは」で、12月に『第37回NHK紅白歌合戦』へ初出場し、紅組キャプテンも務めた。(同曲は、テレビアニメ『めぞん一刻』の主題歌に起用された)
1989年5月、主演テレビドラマ『湘南物語』の主題歌で、井上陽水のカバー曲「夢の中へ」をリリース。自身最大のヒット曲となった。
1990年代以降は、女優として映画・テレビ・舞台に出演、詩作活動やナレーターなど幅広く活躍。作詞家としてミュージカルの作詞や、同世代の女性歌手にも作品を提供している。
【↓おまけ】