全国的に卒業シーズンですね。 …と言えば、キンパっつぁん?
贈る言葉/海援隊
1979年11月1日リリース、6thシングル
(作詞/武田鉄矢 作曲/千葉和臣 編曲/惣領泰則)

かの『3年B組金八先生』(TBS系テレビドラマ、主演・武田鉄矢)の第1シリーズ主題歌で~す。
【↓うぃきコピ】
オリコンチャートでは、1980年3月10日付~4月14日付まで6週連続1位。
(クリスタルキングの『大都会』7週連続1位を阻止した)
93.3万枚を売り上げ、80年の年間チャート6位となった。
80年12月31日の第22回日本レコード大賞では、この曲により武田が作詩賞(西条八十賞)を受賞し、同日『第31回NHK紅白歌合戦』に6年ぶり2度目の出場を果たした。
(初出場は1974年「母に捧げるバラード」)
学園ドラマの主題歌に使われたことから、1980年以降では山口百恵の「いい日旅立ち」等とともに学校の卒業式の定番曲ともなっているが、元来は「叶わなかった愛を歌うラブ・ソング」として書かれた曲である。
当の武田自身が、博多座の2012年3月公演で、「この曲は、福岡市中央区桜坂で“女々しか”という理由で女性に振られて、それを契機に作られた曲(失恋ソング)である」とも語っている。
また、この曲は、映画『エデンの東』のテーマに影響を受けて千葉が作曲したと、武田がのちにラジオ番組で発言した。
歌詞の一部を太宰治の小説『斜陽』の台詞を元にしたとも語っている。
2003年、FLOWがカバーしヒット。
2004年、金八先生第6シリーズに生徒として出演した上戸彩によるカバーバージョンが発売され、プレイステーション2ソフト『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』の主題歌として採用された。
この2つのカバーに対し武田は、FLOWは「ドンチャン騒ぎの卒業パーティー」、上戸は「女の子が大好きな男の子と別れるときのイメージ」と評している。
【↓おまけ】 世情/中島みゆき