原因は不明なのですが、このところ、USPTOが日本出願の優先権書類を電子的に取得できず、日本から書類を取得して物理的に送付しなければならないケースが立て続けに起きています。
USPTO Electric Priority Document Exchange (PDX) Program
PTOの担当者によると、書類が庁に到着しても、システム登録などの処理に6-10週間かかるようです。ある案件では、優先権書類の庁への到達を確認した後で拒絶理由への応答を行ったにもかかわらず、許可通知を受けた段階で、まだ優先権書類が提出されていないと指摘されたことがあります。(アメリカあるあるではあるのですが、それにしても処理遅すぎ)
優先権書類が提出されないステータスのままで権利化されても、Certificate of Correctionで修正することは可能です。しかしながら、余計な手間をかけないためにも、万が一、優先権書類が取得できなかった旨の通知を受けたら、超特急で対応されることをお勧めいたします。