お疲れ様です。ぱーぷー社長ことススムです( ̄▽ ̄)

 

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5月29日。 

G7広島サミットが無事に閉幕し、いつもの日常に広島は戻りました。


ところで、


昨日の夕方の話。


アルバイトのナナミが過去の図面を書庫から引っ張り出す時に「定礎」とマジックで書いた煎餅の缶を見つけました。


その缶を見て私とのぼる専務は

「懐かしいなぁ〜おおかた9年ぶりに見つけたな」

と、いいつつ懐かしんでたら


ナナミ「なんなんですか?それ?」

ミク部長「なぁにそれ?」

マキ常務「えー、なんやろうか?うちも知らんわ〜」

リク「ほぼ初期メンの常務やアミ姉も知らんのんすか?」


と、みんな口々に不思議がってました。


カランコロン♪


そこに、お取引先で古〜い付き合いのカズ社長が品物の受け取りにいらっしゃいました。


カズ社長「毎度!おぉみんなお揃いじゃないか。あ?定礎?んー?あ!あれか!?」


そう。

このカズ社長は「定礎」と書かれた箱の存在を知ってる。


ナナミ「カズ社長、この箱知ってるんですか?」


カズ社長「知っとるで!ワシもあの缶に入れたけぇな。まぁ内容は内緒じゃけどな(笑)」


と、いうことで、

会社設立した2014年現在の自分達の想いとか、将来の目標を書いた自分や将来のメンバーに託した手紙を書いたものや、その日の新聞を入れて開け口を溶接して簡単に中を見れないようにしたのがこの缶です。

ちなみにこの缶に入れたのは、

社長である私と、

のぼる専務と、

出資者であり創業設立に大変尽力していただいたカズ社長の3人です。


よく、ビルの外壁に「定礎」って書かれた大理石がありますよね。

その定礎の裏は空洞になってて竣工当時の新聞や建設に携わった人、当時のメンバーの名前、資料や図面などなどいろんなものが入ってるそうです。


そんな懐かしい話をしながら、

創業設立時はボールペン1つ買うのも躊躇するくらいお金が無かったよなぁと振り返りました(^_^;)


ってわけで、

会社作る時にどのくらいお金が掛かったのか当時の資料を見たら結構最小限のお金しか使わなかったんだなぁって10期目にして思いました。


いろいろ書いていきますね。


法人登記(26万円)

これは株式会社や合同会社にするための手続きです。

この手続きする前段階が一番楽しいんですよ。

会社名決めたりとか、資本金をいくらにするとか、名刺に代表取締役って書くか代表取締役社長って書くのか迷ったり、とにかく一番楽しくワクワクしてるときですね。

ちなみに法人登記は株式会社にするには法務局で手続きする際に印紙代26万円を支払います。通常、司法書士の先生が代行することがほとんどなので代行手数料含めて40〜50万円支払うことになりますが、弊社はお金がなかったので私とのぼる専務でネットや本で調べてチェックシート作って自分達で法人登記しました(笑)

何度も法務局に通ったので職員さんに「またあいつら来たで〜」って顔されてました(笑)


事務所賃貸物件

初期費用0円

家賃35,000円

今の事務所と同じビルの2階の狭い1部屋を借りてました。ここのビルのオーナーは私が前職時代のお客さんで、私が起業する時にお金が無いのを知ってて敷金礼金をゼロ円にしてくれて、しかも家賃を軌道に乗るまでの2年間は半額にしてくれました。

これは大きかったですね。


事務所のOA機器

パソコン(自分達で持ち込み)

複合機(もらい物)

ビジネスホン(もらい物)

シュレッダー(もらい物)

Wi-Fiルーター(15,000円)

配線部材費(5,000円)

会計、販売管理ソフト(120,000円)

バックアップ用NAS(10,000円)

CADソフト(サブスク 月5,000円)

OA機器といえば、パソコン、コピー機、電話機、シュレッダーなどの電気が通ってる事務機器を指します。

弊社の場合、このほとんどをお取引先のカズ社長の会社のお古を譲り受けたし、それらの接続や設定も私ものぼる専務も前職がOA機器の営業兼エンジニアだったのでかかった費用は最小限です。


家具家電類

会議用テーブル兼事務机(もらい物)

OAチェア(もらい物)

ホワイトボード(もらい物)

冷蔵庫(もらい物)

書庫(もらい物)

応接テーブル(もらい物)

応接ソファ(もらい物)

神棚(50,000円)

電子レンジ(もらい物)

湯沸かしポット(3,500円)


文房具

ペン、マジック、ハサミ、ホチキスなどなど(10,000円)

テプラ(もらい物)


車両

軽バン1台(もらい物、名義変更代数千円)


ここまで書いてて思ったのが、

もらい物が多すぎてこれから起業する人にとってまったく参考にならないですね(笑)


あ、でも、

これから起業する人に言いたいのは、

おもてなしに関係のない備品にかけるお金は最小限にしたほうがいいってことですね。


お金たくさんあって軍資金が潤沢ならいいですけど、

ほんま、起業してから軌道に乗るまでは運転資金ばかり消費するので備品は軌道に乗ってから新品に買い替えたりしても良いのかなって思います。


それにしても、

もらい物多すぎるな(笑)


ほとんど4年くらいは使いましたよ。


あと、OA機器については私自身が前職OA機器の営業兼エンジニアだったから言うけど、


コピー機(複合機)、ビジネスホン(電話機)は相場の倍以上の金額で購入もしくはリース契約してる人多いですね。


私がいた前職の会社は地元密着型の会社だったのでそんな相場以上の売り方はできませんでしたが、新規で行った先でコピー機のリース料聞くとぼったくられてるなぁと思うところは多かったですね。

ちなみに現在弊社は前職時代の直属の上司が独立して事務機屋さんやってるのでそこでリース契約してます。

と、言っても原価も知ってるし、容赦なくカウンター料金も安くしてもらってるので他所の会社さんより安く維持できてるはずです。


そんな感じで、

あの頃はお金なかったんだなぁと思いつつ、これから起業しようとしてる人がほんの少しでも参考になればと思ってます。っていうか、参考になるわけないけどな(笑)


まぁ、起業するにあたり、


個人事業主になるのか、

法人化でも

株式会社にするのか、

合同会社にするのか、

選択肢はたくさんあります。


よく聞かれるのが、

「起業したいけどお金がありません。資金を貯めてからじゃないといけないでしょうか?」

ですが、

私の答えは「NO!」

やりたい仕事や規模にもよるけど、

通称、国金(こっきん)や公庫(こうこ)と呼ばれる政府公認の金融機関から創業資金を借りることが制度があるのでそれを利用する手があります。

※旧国民生活金融公庫(国金)は日本政策金融公庫(公庫)の前進である。


資金が無ければ無いなりに、

自分で調べて動けば何とかなることも結構ありますからね。

それも若ければ若い方がそこに使えるパワーも大きいと思うし。


あと、

「起業を考えていますが、親に反対されます。親を説得する方法は無いでしょうか?」

私の答えは「ありません。むしろ、親の賛成が必要ですか?反対押し切っても成功してベンツやポルシェ乗って実家に帰れば認めてくれますよ。てか、それなりの覚悟は必要だと思います。順当に行けば親の方が先に亡くなります。子供に自分の力だけで生きていく術を身につけて欲しいと思うのが本当の親心ではないかと思います。」


人生は一度きり。

会社作って、

失敗したって、良いじゃん。

3,000万円くらいの借金ならなんとかなりますよ。

漠然と社長になりたいと思う。っていうけど、それで良いじゃん!


社長って呼ばれるの気持ちイイよ(笑)


みんなそうなんじゃないかな?


私が社長になった理由、

それは、ポルシェに乗りたかったから( ̄▽ ̄)

これマジ(笑)

他にも理由はあるけど今日は語らない(笑)


まぁ、起業する人たち、

頑張ろう!


⬜︎社長のひと言

社長とフリーターって紙一重だよね。


以上、おつかれっしたぁー!( ̄▽ ̄)