
同じ映画を2回見るのは、始めてです。
それほど、見たい映画ってことです。
感想は、中盤から終わりにかけての内容の理解が進み
ました。
マミ、さやか、杏子の3人が、ほむらちゃんが、まどかの
ところ(円環の理)へ行くのを、助けていたのですねぇ。
キュウベイが、円環の理を究明するために、ほむらちゃん
のソウルジェムが濁り切る直前で、ソウルジェムに結界を
張って、それがどうなるか、観察していたなんて。
そして、外界から遮断された、ほむらちゃんのソウルジェム
が、見滝原の町を、ほむらちゃんが思う通りに創り出したと
はね

そのことに、キュウベイも驚いていたけど。
まどかが、自分が「円環の理」だったんだと、気づいて、
仲間達の協力もあり、ほむらちゃんにまどかの差し伸べた
手が近づいた時

ジャ~~~ン!!
なんと、ほむらちゃんが、まどかの記憶と体を引き抜いて
しまったのだー

これには、仲間は元もより、キュウベイも驚いてたけど、
見てる側のこっちも驚いたよ!

概念としての「円環の理」は、そのままに、人間まどか
を切り出してしまった。それは、まさに、ほむらちゃんの
欲望であったのだ。
たったひとりの友達、「鹿目まどか」
彼女を救う・・・その為に、魔法少女になったほむらちゃん。
時間の魔法を持ち、その力を使って、同じ時間を何度も
何度も繰り返し、まどかが救われる結末を求めて、時間の
迷路をさまよった。
そして、とうとうその希望がついえる、その直前に、まどか
が、
「過去から現在、未来まで
すべての魔法少女が、魔女になる前に消し去りたい」
「濁りきったソウルジェムの、その濁り(絶望、憎しみ、
恨み、悪意)を私が受け止める」
という唯一の望みで、キュウベイによって、魔法少女になり、
その結果、宇宙の法則を変えてしまい、自分自身も人間で
も魔法少女でもなくなり、ひとつの「概念」となった、まどか。
でも、やっぱり、ほむらちゃんは、まどかと触れ合い、話しを
したい。
これが強い欲望になり、手を差し伸べたまどかの手を、逆に
つかんで、
「もう、離さない、絶対に」
と、薄笑いを浮かべるわけ。
そして、
「人間の感情は、とってもじゃないけど、制御しきれないよ」
と、逃げ出そうとするキュウベイをも、つかんで、
「あなたには、まだ役目があるから、いてくれないと困るのよ」
と、ほむらちゃんは、なんとキュウベイをも自分の制御下に
置くのであるのですよ~

そして、2度目の宇宙の法則の大編成が行われ、見滝原町
も、新しく作りなおされた。
2回のどんでん返しとは、このことです。
さらに、転校生としてやって来るのは、今度はまどかの方に
なっていた。
二人が話をする、いつもの廊下で、ほむらが聞く
「あなたは、秩序と欲望、どちらが大事?」
戸惑いながら、まどかは、
「秩序」
と答えると、ほむらは、
「いずれ、あなたとは、戦うことになりそうね」
と、悲しい表情を浮かべる。
これで、次回作、作れるでしょう?

っていうより、今作がヒットしたなら、次回作が作れる結末
を用意した、ってことだろうね。
ちなみに、まどマギは、悪を倒す魔法少女という単純なアニメ
ではありません。
キュウベイ(地球外生命体)が、感情の変化をエネルギー化
する技術、装置を作ったが、当のキュウベイ達が感情を持ち
合わせていないため、いくつもの星を探索して、地球にたどり
着き、人間の感情エネルギーを搾取しに来たのです。
詳しい説明は、ウィキペディアをご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E6%B3%95%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%81%BE%E3%81%A9%E3%81%8B%E2%98%86%E3%83%9E%E3%82%AE%E3%82%AB