2人で60€だったので、そんなに高くない。
個人の交渉は苦手なので、オプションにしました。
上手く交渉できる人はもう少し安くも乗れるみたいです。
でも、タイのトゥクトゥクの交渉すら嫌だったので、オプションで楽々~

ホテルのコンシェルジュにお願いしてもいいと思います。
ホテルは9:30出発。
エレベーターホールもベネツィアっぽい!

ツアーオプションなので、残念ながらふたり乗りのゴンドラではなく団体用。
ホテルバウアーのすぐ側の乗り場から。
全部で3艘で、1艘に歌い手とアコーディオン奏者が乗るので、そのゴンドラは4人乗り。
あとの2台は6人乗りです。
カンツォーネは大人数の方が恥ずかしくなくていいですね。
ふたり乗りはやっぱり夕暮れで静かにロマンチック


ツアーはワタシたちともう1組がハネムーナーでしたが、他は旅なれたリタイア後っぽいご夫婦ばかり。
みんな優雅で上品なので、団体行動もとても快適。
ゴンドラも、『カンツォーネのゴンドラに乗る人をくじで決めましょう』、と
添乗員さんが言ったら、『新婚さん二組が乗ればいいわ』と素敵な奥様がひとこと。
あんな余裕を持ちたいわ~。
と、いうことでワタシたちはカンツォーネ付きのゴンドラへ乗り込みしゅっぱーつ



ワタシたちの乗ったゴンドラは、エンジェルの装飾で、シートはあまり華美ではない感じ。
ふたり用の方が豪華に装飾が施されているように感じました。
ゴンドリエーラはベネツィアでは富裕層なんだそうです。
資格がないとできない職業で、今ではイタリア南部の出稼ぎの人などによるものも多いようですが、
本来はほぼ世襲制で、資格を引き継ぐようです。
資格を退職者から買い取る場合は200万円くらいするそうです!!
ゴンドラもすべて手作りで、装飾にも相当のお金がかかってるとか。
色は黒にしなければいけないことになってるけど、中の装飾はそれぞれ違ってて
見てるだけでもかなり楽しめました。

お金持ち(?)のゴンドリエーラ。


水面近くの目線で見る景色は、歩きながら見る景色と違ってやっぱり素敵。
乗ってよかったー。

リアルト橋の架かる大運河まで出ました。

ここでカンツォーネをしばし拝聴。

アコーディオン奏者がとても愛想がよくって、マダムたちに人気でした。
歌い手の人も上手。
一度はカンツォーネ体験もすべきですね~。
盛り上げて拍手喝采すると、たくさん歌ってくれました。


水上に出ている標識も水上が重要な交通路ってことですねー。


約45分くらいだったでしょうか。
ためいき橋の下を通るには、サン・マルコ広場側の乗り場から乗るといいようです。
ゴンドラを堪能したら、今日はフリー。
散策開始です。