突発的にどーしても、どうしても温泉に行きたくなって。
山代温泉の白銀屋さんへ行ってきました。
決め手は原泉かけ流し!
こちらのお宿、老舗旅館ですが現在は星野リゾート経営。
経営が変わった時に従業員の方も大きく入れ替わったようで、当時の評判があまりよろしくなかったため少々心配しつつ。
山代温泉は以前“べにや無何有”に訪問したので、それ以外のお宿の中から決めました。
加賀温泉駅までお迎えに来ていただき、お宿へ。
入口は打ち水がしてあって、涼しい。
本館のフロントは古い建物を生かしてきれいにリニューアルされている感じ。吹き抜けで広々です。
宿の案内をしていただきながら、お部屋へ。
お部屋は新館のデザイナーズ加賀モダン。
群青のお部屋を期待してましたが、紅殻のお部屋。
でもこちらも落ち着いた感じで素敵です。広さも1泊には十分。
床檀にマットレス、いいな。
部屋の中は暗く、窓から光が差し込む日本家屋的な造りも素敵で、障子の良さも実感。
シャワーブースがあります。
温泉が24時間なので使いませんでした。
ラウンジ。
ここからお庭に出ることができます。
すごく天気がよく、気温も過ごしやすかったので、お庭の緑も清々しい。
15:00-18:00まで、お庭の茶室でお抹茶のサービスを受けられます。
加賀のお菓子と熱い抹茶でほっこり。
やっぱり茶釜が家にあったらいいな。
白銀屋さんは、魯山人お気に入りの宿なので、魯山人のギャラリーも併設。
本館が寛永元年の創業。築180年で国の有形文化財に指定されています。
内装は、そのままで良い部分を残し、上手くリニューアルされていると感じました。日本家屋特有の、暗さ、外から差し込む光の加減が美しく、「静」の時間を過ごせます。
この日はお子様連れのお客様もいなかったので、静かで良い時間が流れています。
温泉のは撮れませんが、1つは小さめの檜風呂、1つは広めの檜風呂と露天。
22:00を境に男女入れ替え。入れ替え前に清掃してありました。
24時間自由に入れて、しかもかけ流し。絶え間なく流れ出ているお湯のお風呂にゆったりと入れて、贅沢ー
山代のお湯は、無臭で特にとろみもないですが、肌にしみ込む感があって好きな感触。
原泉温度も確か68度くらい。原泉温度高いお湯の方がすきです。
白銀屋さんは、原泉をぐるりと囲む『湯の曲輪』と呼ばれる場所にあり、贅沢なたっぷりの源泉で湯浴みができます。いいお湯でした。