我が家の発達遅滞児看板持ち

今や障害児看板持ち

次男君は4歳です。


脳の病気がありまだ歩けません。

言葉はちょこちょこでます。



こちらの続き





大学病院に到着した。


次男君はストレッチャーに乗ったまま救急車を下りた。



救急センター内には結構患者さんが入っており


熱中症?なのか?


点滴を繋いでぐったりしている人達がいた。



「ベットが足りてないよ!」


と病院スタッフが叫んでいるのが聞こえた。






次男君は救急センターのお部屋に入っていき


わたしは待合で待つように言われた。




椅子に座って⋯


自分の手が震えているのに気が付いた。


とても怖かった。



状態が戻らなかったらどうしよう⋯





次男君、顔色は良くなっていたが


一度も目線が合わなかったし


一度も「まま」と言わなかった。












ここ数年


なかなか身体的な発達が進まないことに悩んでいたが


そんなことは贅沢な悩みだと思った。





元気でいられることがどんなにすごいことか⋯



分かっていたはずなのに。





救急車で計測した時


熱は39.4度あった。


ちょうど解熱剤がきれるタイミングだった。



ちゃんと冷やしておけば⋯


こまめに熱を計っていれば⋯


プールを思い出して興奮しなければ⋯



後悔がたくさんあった。








しばらくすると


小児神経科の医師がやってきた。






続く