どこか遠くに行きたい。 | 死別シングルファザーの現実…逃避…

死別シングルファザーの現実…逃避…

こんなはずじゃなかった。1年半経つけど、この現実を受け入れられなくてブログやります。誰にも言えないから。

どこか遠くに


行きたい。


誰も知らない


誰も居ない


どこかに。


誰とも会いたくない


誰とも話したくない


日曜日は、みんな楽しそうだ。


俺は、まだ先週の日曜の事を引きずっている。


みんな夫婦で家族で遊んでる。


どこか楽しい所に行ってるんだろうな。


義父が俺達を気遣ってくれて


外に連れ出してくれた。


ボウリング場に行ったが


満員で出来なかった。


イオンに行っても


本屋に行っても


人がいっぱいだ。


みんな楽しそうだ。


俺は、駄目だな。


子どもには、悪いけど


まだどこにも行けない。


義父に弁当を買って貰って


帰って来た。


たい焼きも買ってくれた。


嫁さんが好きだった。


いつも買ってたな。


笑ってたな。


「お父さんが好きだから」って


買ってたな。


嫁さんは、お父さんが大好きだった。


義父に気を遣わせてる。


嫁さんが居ればな。


幸せな日曜だったよ。


嫁さんの事、どんどん忘れていくよ。


幸せだった事、どんどん忘れていく。


悲しいな。


幸せだった事を思い出せないよ。


嫁さんとの日常が薄れていく。


それなのに、


辛さは、変わらない。


嫁さんが居ない現実に慣れない。


嫁さんの悲しんでる顔しか


思い出せない。


今も泣いてるのかなって


思ってしまう。


寂しい


悲しい


辛い


だけが


残る。


どこか


遠くに


行っちまいたい。


誰も知らない


誰も居ない


どこかヘ。