Châteauneuf du Pape(シャトーヌフ デュ パプ)へ ① | ぱあこ日記☆

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ぱあこのスイッチオフの時間

今日の良かったこと

お気に入りのランチのお店は休まず営業なさってくれています。お昼に美味しいものが頂けるのはやる気につながりますね。

 

 

 

さて、昨年6月、アヴィニヨンを拠点にプロヴァンスを旅していた私。アヴィニヨンから行きやすい街の一つ、シャトー・ヌフ・デュ・パプも是非行ってみることにしていました。シャトー・ヌフ・デュ・パプといえばワインの名産地!ワインを飲み始めた頃から知っているこの有名な産地を訪れることが出来るなんて、本当に幸せでした。

 

旅の参考にしていた町田陽子さんのご本によると、ここへはアヴィニヨンからタクシーで25分ほど、と書かれていたので、初めはタクシーで行こうと思っていました。でもそれをホストご夫妻に話したとき、「バスでも行けると思うから、観光案内所で確認したら?」と、堅実なフランス人らしいアドバイスをしてもらったので、観光案内所に行ってみることに。

その結果、バスを乗り継いで行けることが分かったので挑戦してみることにしました。しかしバスは当然一日に数本しかなく、乗り継ぎもうまく行くのか不安でした・・・何もかも日本とは違うことはこれまでの旅でも経験済みです(苦笑)。

 

ところでこの日、観光案内所で説明してくれたのはなんと日本の学生さんでした!近くの街で勉強しているそうですが、夏季アルバイトでアヴィニヨンの観光案内所で働いているとのこと。他にも何人かスタッフの方がいらしたのに、彼女に当たったのは幸運でした。

 

 

というわけでアヴィニョンのバスターミナルにやってきました。チケット売り場に行くと、なんだか窓口の係の女性とモメているおばさんが・・・・警備員さん登場し、おばさんは強制退出!

 

興奮冷めやらぬ窓口のお姉さんに、「シャトー・ヌフ・デュ・パプへのチケットください」と言ったら、「運転手から買って!」と言い放たれました。フランスでは公務員的な仕事をなさっている方はぶっきらぼうな方が時々いますねー。まあ、仕方ないね。

 

 

 

そして乗り場へ。まずは2番のバスに乗る予定です。4番乗り場ねー!

 

 

 

 

 

そしてバスに乗車。

 

 

 

 

 

シャトー・ヌフ・デュ・パプに行くにはまず2番のバスに乗って、Château Saint Hubertで降り、そこで23番のバスに乗り換える予定。うまくいくかしら。。。と思いながら、運転手さんにまず最初の目的地である「Château Saint Hubertまで」というと、

 

「シャトー・ヌフ・デュ・パプに行くんでしょ?チケットはそこまで買った方が安いよ!」と優しく教えてくださいました。ドキドキしながらバスのパンフレットを握りしめている私を見て教えてくださったもよう。さっきの窓口の女性に比べて運転手さんはなんてやさしいの!感動・・・そして2.6ユーロという安さにも感謝。

 

 

というわけでバスに乗り込んだんですが、お客さんは私一人(笑)。そして車窓からはブドウ畑の絶景。良いところだな・・・。

 

ところが、Château Saint Hubertへの到着時間が少し遅れ気味だったので、乗り換える予定の23番のバスが、先に行ってしまわないかとだんだん不安に。結局5-6分遅れで到着し、降りた場所がまた田舎町・・・乗り換えのバスが来るバス停はどこー?なんせ、一日に数本しか来ないバスなので、乗り遅れたりしたら大変なのです。

 

地元の若い男性にバス停を確認し、果たしてこれから来るのか、それとももう行ってしまったのか・・・とまたもやドキドキしているところに、23番のバスがやってきました。よかったよかった。そっちも遅れてた。まあ、フランスですしね。

 

 

そしてシャトー・ヌフ・デュ・パプのソントル(中央)で降りました。中心部、想像通りの静けさ。

 

 

 

 

 

でも村の通りにはドメーヌやが並んでいてテンションがあがります。

 

 

 

 

日本まではるばる運ばれている有名産地のワインはこんな場所で造られているんですね。

 

 

 

 

ほとんど人がいないこの村を少し歩いたところで、私がランチを予約しているシャトーレストランはこの街中ではないことに気付きました(苦笑)。そしてGoogle Mapを頼りに歩いて行くことに

 

 

 

 

小学校の可愛らしい表示

 

 

 

 

 

ラベンダーきれい。

 

 

 

 

しかしGoogle Mapが示す方向は、ブドウ畑の方。シャトーは見えないんですけど・・・とまた不安がつのりましたが、プロヴァンスの強い日差しを浴びながら、歩いて行ったのでした・・・

 

つづく。