毎年私が楽しみにしているツール・ド・フランス。
3週間かけてフランス中を自転車で駆け抜けるサイクルロードレースです。
今年は世界遺産のモンサンミッシェルからのスタート。
スタート日にはフランス空軍が空に美しいトリコロールを描きました。
こちらが今年のルート。まずはモンサンミッシェルからノルマンディー地方へ向かいます。
その後磁器で有名なリモージュや、誰もが知るワインの産地ボルドー地方などを通り、ピレネー山脈へ。
その後はカルカッソンヌ、モンペリエなど、南仏の美しい街へ行き、アルプス山脈の険しいコースを経て最後はパリ、シャンゼリゼでゴールします。
サイクルロードレース観戦ははそのチーム戦略や各選手を知ることも面白いですが、何よりフランス中の美しい景色を見ることが出来るのが楽しいです。
どの町もとても美しく、あらためていろいろな所へ行ってみたくなります。
そして第2ステージでは私が応援しているペーター・サガン選手がステージ優勝するという嬉しい出来事もありました。
その時点での総合一位の選手に与えられる黄色いジャージ、マイヨ・ジョーヌ。
サイクルロードレースは山あり、谷あり、平坦ありのコースが組み合わされているので、その日によって活躍する選手が変わっていくのも見どころです。
それにしても時差の関係で、その日のゴールの時間がちょうど夜中の1時～2時になってしまうんです。しかも毎日・・・。
これから3週間、選手達は雨風に耐えながら毎日5ー6時間走り続け、基準内のタイムで完走し続けないとそこでリタイヤになってしまうのです。そして最終日、シャンゼリゼまで総合で最も短いタイムでたどり着いた選手が栄光に輝けるのです。
そして走っていない私の睡魔との戦いも始まっています。