モロッコ旅行記⑬(My Birthday in Marrakech) | ぱあこ日記☆

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ぱあこのスイッチオフの時間

ぱあこは今年の誕生日、モロッコのマラケシュにいましたキラキラ
旅に出て4日目ということで、特にどうっていう予定も無かったのですが、『誕生日にマラケシュにいる』ということが、既にイベントなので、『まあいいか・・・』という感じで朝を迎えました。
いつものように、屋上に朝食に行くと、Riad DjebelのTamiaさんが、『今日はうちのリヤドでDinner食べたら?』と提案してくれました。そういえば、頼めばランチでも、ディナーでも用意してくれると言ってくれてたなーと思いつつ、
『ちょっと2人で相談してお返事するね。』と言ったところ、
『今日は誕生日でしょベル?だから是非どうぞ。』とのこと。それではということで、お願いすることにしました。到着したときに名前やら、パスポート番号やらを書いたのですが、Tamiaさんはそれをチェックしてくれてたんです。ぱあこ感動目

さて夜になり、リヤド夜当番のとってもシャイな男の子が、『ディナーは中庭で食べる?それとも屋上にする?』ときいてくれました。彼はとってもシャイで、あまり英語が上手では無いけれど、とっても好感の持てる好青年でした。
『では屋上でニコニコ』とお願いして、しばらくして屋上へ向かいました。
モロッコの夜は、とっても風が気持ちよくて、空気も澄んでいて、星も輝いていました星空


ムーディーにキャンドルや、バラの花をあしらってくれて、何だか気分が良かったですドキドキ
ムーディーすぎて、写真には辛い明るさだったのですが、下に見えているのが前菜。しかし、実はとうとう最後まで何だかわかりませんでしたガーン何らかの野菜に、シナモンで味付けがしてありました。このシナモン味・・・・ぱあこには最後までなじめない味でしたショック!


こちらはメインの魚のパスティラ。外はパイ包みになっており、こちらは美味しく頂きました音譜
ちなみに飲み物はモロッコのロゼワインを頂きました。モロッコのワインは、普通に美味しかったです。


食事が終わることのタイミングに、リヤドの男の子が運んできてくれたのは・・・・バースデーケーキクラッカー シャイな感じで、Happy Birthdayと言ってくれました。その後ろうそくが風で消えてしまい、彼は大慌てだったので、とても和みましたニコニコ
ぱあこは甘いものに目が無いというタイプでは無いのですが、このケーキは中がベリーのムースになっていて、周りもベリーのマカロンがついてて、本当に美味しかったラブラブ! 


こうして誕生日の夜は更け、翌朝3日間お世話になったRiad Djebelを去ることにしょぼん マラケシュにリヤドはたくさんあると思います。リヤドは部屋が数部屋しかなく、普通の家を宿に改装しているので、とってもアットホームな民宿といった雰囲気。それにしても数あるリヤドの中から、こんなに素敵なリヤドに出会えたのは本当にラッキー。それはインテリアとか、料理とか、そういうことではなく、何よりスタッフの方が素晴らしかったおかげですラブラブ


こちらがリヤドのお2人。Riad Djebelのオーナーはフランスの方だそうですが、モロッカンのマネージャーのもと、彼らは働いているそうです。やはり女同士ということもあり、左側のTamiaさんとはリヤドにいる間いろんな話をしました。国が違っても、宗教が違っても、働く女性の考えや、悩みというのは共通なんだなーと思ったりもしました。お2人ともとても控えめで素敵なモロッカンです。

マラケシュはいろんな表情を見せる街でした。リヤドは静かで快適で素晴らしかったけれど、町は喧騒に包まれていて、ちょっと疲れたりする場面もありました。でも日本とは全く違う文化や、人々の昔ながらの暮らしぶりに驚き、いろんなことを考えさせられました。自分の日々の暮らしの中の、ちっぽけな悩みが飛んでしまうほどでした。

マラケシュを去るとき、何故だか車の中で涙が出ました。静かに歩けない街にイラっとしたりもしたのに、何で?と自分でも不思議になりましたが、何だか去りがたい街になっていました。
この後ぱあこのたびは、カサブランカへ、そしてパリへと続いていきます飛行機