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チェリーのブログ

こんにちは
7月には日本語教師の講座を卒業!
10月からは日本語教師デビュー!!!
日々、日本語に関するあれこれを綴ります。

「斜陽」に挑戦した。

「斜陽族」という言葉を生んだほど、たくさんの人に読まれた本だ。

「斜陽族」とは、
  第二次世界大戦後、世の中の急激な変化によって没落した上流階級の
  人々。没落階級。
           『デジタル大辞泉』より

太宰治は、青森県の大地主の6男だったそうだ。
自分自身の体験や感じたことが、作品に色濃く反映されているようだ。

前回読んだ『人間失格』は、自伝的小説とも言われているそうだ。





短編であるのと、話の進め方の巧さのせいか、
私でさえ、一気に読み終えることができた。


ただ、上流解級の人たちのことは、想像しようとしてもとても難しく、
登場人物に感情移入することはなかった。

ただ、一つ分かるとしたら

下から上へ行くのは、いいが、
上から下へ落ちるのは、とても難しいということだ。


ふと、
社会の先生の話を思い出した。

先生:農民一揆は、どうして起こったか。

学生:年貢の取り立てが厳しかったから。

先生:確かにそうだね。でも、激しい一揆が起こったのは、
   年貢の取り立てがゆるくなったあと、
   再び、厳しい取り立てが行われた時なんだ。

学生:なーるほど!


まあ、先生がこの通りに話したかどうかは定かではないが、
なんか、すごく納得した話だった。


人間一度いい思いをすると、それよりも下のレベルに戻ることは
ほぼ無理、精神的にとても難しいと思う。
自分の周りの全ての人たちのレベルが落ちた場合はともかく
自分だけがそうなった場合は、特に受け入れられないのではないか。


上流階級がどんなものかはわからない。
でも、何不自由なく暮らしていた人たちが、
いきなり、これはダメ、あれはダメ
お金がないから、我慢して
と言われても、
頭で分かっていても、体が、受け入れられないのだろう。

『斜陽』に出てくる、主人公かず子のおとうと直治も、
上流階級には嫌気がさしていて、そこに馴染めない。
でも、上祐階級以外の人とも馴染めない。
体が、習慣が、上流階級の人になっているから
このどちらにも受け入れられないという焦燥感が
彼を破滅へと向かわせる。

なんでそこまで・・・というところまで


まあ、一般庶民の私には、理解を超える行動ですねあせる


読み終わったときは、
理解できないにもかかわらす、
なんか少し退廃的な感じになりました。
うーん、変に影響を受けるタイプなのでガーン


こんばんは!

日本語学校の生徒とのインタビューで、
本を読むのが好きです。
という学生が結構いました。
どんな本が好き?
と聞くと、
何人からか
「人間失格」
という答えが返っていきました。
「えっ?」
「太宰治の?」
「はい」
「へ~~~」
「どうして好きですか?」
「自分ににていますから」
・・・・
(どこがにているんだろう?)
(確か、あの主人公は、ダメダメ男だったような・・・)
(理由が聞きたいけれど、それに答えられるほど日本語力がないし・・・)


ということで、スマホの電子BOOKで
とりあえず、「人間失格」をダウンロードして読んだみた。


う~~~ん
ますます、どこが似ているのか気になってきたドンッ



それはさておいて、
主人公のダメンズぶりは、途中で腹が立つほどだが、
なぜか、どんどん読みたくなる。
文章の構成の素晴らしさか!?


ただ、あんな男の人がそばにいたら、
やっぱり、ほかの女の人たちみたいに気持ちが動くのだろうか?


人間の心の底には自分にもわからない感情がきっとたくさんあって
それは、美しいものばかりではなく
醜くかったり、頼りなかったり、情けなかったり、
頭で割り切れないような感情だったりするのかな

普段は、そんな感情気づかないし、もし、気づいても
頭で否定して、表に出てくることはあまりないのかも

それが、何かのきっかけで頭を出す。
そう、この本の中の男のように、この世に執着がなさそうで
それでいて、本当は執着があって、それを自覚していなくて

そんな人がそばにいたら、なんか、ふっと
自分も、引き込まれてしまうかもしれない。


読みながら、腹を立てているのも、
そちらへ引き込まれそうになる自分への腹立ちかもしれない・・・



本当に、どこが似ているのか?
やっぱり 気になる目

あ~~~~っ!!!

ブログを書き終える直前に、どこかを押して
全て消えてしまった。


ということで

気を取り直して、もう一度汗書きます



クレジットカードを申し込んだことで発覚した
口座の印鑑不明事件!を解決するべく
今日は、雨降る中、途中下車して(日本語学校へ行く途中)
銀行へ行ってきた。


今日は、雨だけではなく、とても寒くて
傘を持つ手が冷たくなって
たかが、印鑑を照合するためだけに、寒い中、こんな時間を使っている自分に
なんだか腹が立つやら、悲しいやら・・・


でも、ここをクリアーにしない限り
ビューカードはパンチ!使えない



いつも混んでいる銀行だが、
今日は、なんだかすいていて(こんな寒い日、わざわざあせる来ないか)
待ち時間5分となっていたが、5分と待たないうちに名前が呼ばれた。


状況を説明して、
持参したそれらしき印鑑を4つほど袋から出した。

まずは、本人確認のために自動車免許証か保険証の提示を求められた。
最近は、本人確認が厳しいね。
それをクリアーした後、
先ほどの印鑑を差し出された紙に押した。

ネットによると、その場で照合してくれたと、書かれてあったが、
私は、
「お席でお待ちください」
と言われて、届出印を自分で見ることはなかった。

30秒も待たずして、すぐ呼ばれて
「2番目に押された印鑑です」
と言われて、終了。


あっけなくミッションはクリアーされた。


その後、その印鑑を、クレジットカード会社から来た「再提出」の用紙に押して
完成。

ただ、まだ、それをポストに投函していない。

家に帰る時に投函する予定だったが、
あまりの寒さと、雨のため
駅を出るなり、ポストのことはすっかり忘れて
急ぎ足で家に帰ってしまったのだ。


仕方ない
明日は、忘れずに出そうラブレター

それにしても
寒かった


なんだか 風邪をむかっダウンひいたようだ