こんばんは!
① 「明日、晴れたら、公園へ行こう!」
② 「明日、晴れだったら、公園へ行こう!」
これ、どうちがう?
???
意味は、同じかな?
でも、文法的にはちょっと違います。
①は、「晴れる」という動詞を使っている
②は、「晴れ」という名詞を使っている。
日本語教師的に説明すると、、
①は、「晴れます」という動詞の「タ形」(晴れた)+ら
②は、「晴れ+です」で、「です」の「タ形」(だった)+ら
文法の説明も、国語とは違うんです。
「タ形」なんて、聞いたことないでしょ。
日本語の文法は、学習者のわかりやすいように
なっているんです。
「タ形」というのは、いわゆる過去形のことです。
なぜ、こんなことを書いたかと言うと、
実習で、学習者に次のような問題を出しました。
明日晴れます。 公園へ行きます。
明日( )、公園へ行きます。
晴れますの形を 変えて、( )に入れる
問題ですが、
「晴れたら」、と 「晴れだったら」 の2つの解答が
あったからです。
「晴れます」という動詞を知らない学習者は、
「晴れだったら」と作ると、予想していましたが、
学習者は日本に住んでいるので、どこかで
「晴れたら」という言葉は、耳にしていたんでしょうね。
習うより慣れろだな
と思った瞬間でした。