明日、晴れたら・・・ | チェリーのブログ

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こんにちは
7月には日本語教師の講座を卒業!
10月からは日本語教師デビュー!!!
日々、日本語に関するあれこれを綴ります。

こんばんは!



① 「明日、晴れたら、公園へ行こう!」

② 「明日、晴れだったら、公園へ行こう!」


これ、どうちがう?



???


意味は、同じかな?



でも、文法的にはちょっと違います。


①は、「晴れる」という動詞を使っている

②は、「晴れ」という名詞を使っている。


日本語教師的に説明すると、、

①は、「晴れます」という動詞の「タ形」(晴れた)+ら

②は、「晴れ+です」で、「です」の「タ形」(だった)+ら



文法の説明も、国語とは違うんです。

「タ形」なんて、聞いたことないでしょ。

日本語の文法は、学習者のわかりやすいように

なっているんです。

「タ形」というのは、いわゆる過去形のことです。



なぜ、こんなことを書いたかと言うと、


実習で、学習者に次のような問題を出しました。


明日晴れます。 公園へ行きます。

明日(       )、公園へ行きます。


晴れますの形を 変えて、(     )に入れる

問題ですが、


「晴れたら」、と 「晴れだったら」 の2つの解答が

あったからです。


「晴れます」という動詞を知らない学習者は、

「晴れだったら」と作ると、予想していましたが、

学習者は日本に住んでいるので、どこかで

「晴れたら」という言葉は、耳にしていたんでしょうね。


習うより慣れろラブラブだな

と思った瞬間でした。