「上手」と「得意」  どう違う?? | チェリーのブログ

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こんにちは
7月には日本語教師の講座を卒業!
10月からは日本語教師デビュー!!!
日々、日本語に関するあれこれを綴ります。

皆さんは、どんな時に「上手」を使い、

       どんな時に「得意」を使いますか?



は、ピアノが得意です。(○)

       上手です。(△)(なんだか自慢しているみたい…)

明子さんは、ピアノが得意です。(△)(「得意だそうです」の方が自然!?)

          上手です。(○)


得意というのは、主観的な見方で、自分がどう思うかに深くかかわっているようです。


ですから、自分や、自分に近い人のことについて話すのに適しています。

例えば、自分の子どものことなどは、


「私の息子は、野球が得意なんです。」


という文はとても自然です。

つまり、自分の息子になると、かなり考え方が主観的になるんでしょうね。

では、

上手はどうでしょう。


自分で、自分のことに関して、上手というと、なんだか自慢しているみたいではあいませんか?


「私は、料理が上手なの。」


って言われたら、


   ふーん、それはすごいね!よっぽど自信があるんだなって感じがします。


でも、


「私は、料理が得意なの。」


って言われると、

 

  そうか、料理好きなんだ!って言う感じがしませんか?←偏見入ってますか???

これは、上手という言葉には客観的な評価の気持ちが込められているからと聞きました。


ですから、第三者について述べるときには、とても向いていると思います。



「得意」と「上手」の反対語を考えてみると


得意 × 苦手

上手 × 下手

得意や苦手には、その人の好き嫌いの気持ち濃厚に現われているように感じられます。


それに反して、


上手と下手には、できの良しあしという、もっと客観的な出来栄えに対する評価の気持ちが表れているようではありませんかはてなマーク


ただし、「下手」に関しては、悪い評価なので、

逆に、第三者に使ったら、大変なことになりますねむっ


もちろん、言葉ですので、いろいろなシチュエーションで

使い勝手も変わるでしょうから、


そんなことないよ!!


というご意見も多々あると思います。


是非皆さまのご意見を聴かせていただけたら嬉しいです。

ご意見 お待ちしています音譜