ある日、生徒が日本語教師に質問しました。
生徒: 先生! むかし 母は、パパだったんだね!
先生: ??
生徒: ハハは、パパ!
先生: ??
生徒: だって、「ハ」は、「パ」でしょ!!
先生: なるほど!!
その昔、奈良時代よりもっと昔、
日本人の「ハ行」の発音は今とは違って、
「パ行」だったと言われています。
(上田万年 「P音考」)
なるほど、
「ハハ(母)は、パパ」
とはよく考えたものです。
日本語の授業で仕入れたネタです
余談ですが、
今の「ハ行」の発音になったのは、江戸時代だそうです。
それまでの「ハ行」は、
「ファ」「フィ」「フ」「フェ」「フォ」
のように言っていたそうです。
なんだか、言いにくそうですね・・・