これは私の一意見でしかないことで、実際に私自身が目でみたり体験したりした世界の話ではありません。
したがって、現実とは全く違う観点から物を述べているかもしれないことを予めご了承ください…
自分がブログを初めて、色々な方のブログに触れるようになりました。
大概は同じ病の方のものです。
が、
摂食障害で見つけたブログに、リストカットの写真が鮮明に写っているものを見つけました。
片腕の二の腕から手首にかけて、あちらこちらから血が吹き出ていました。
目にした瞬間、涙が止まりませんでした。
言葉では言い表せない思いに胸が締め付けられました。
私には無かった世界です。
無知の独りよがりな妄想でしかないのかもしれません。
けれども。
その方の苦しみが、悲しみが、ぶわっと私を覆ったのです。
人のせいで、人のために、人と生きていくために、我が身を犠牲になさっておられる…
痛みという概念さえ曖昧になるくらいに苦しみ抜いていらっしゃる…
上手く表現出来ないのですが、なんて優しく、強く、儚い方なのだろうと思ったのです。
何かのために自分の体を対価とすることを厭わなかったのでしょう…
私には、そこまでする優しさも強さもありませんでした。
いえ、よく考えれば、摂食障害とて自分の命を削っていたのですね。
摂食障害とて、同じ面を持つものです。
万人がそうであるわけでは勿論ありませんが、社会の波にのまれ、もみくちゃにされ、心の行き場を失ったとき、見えてきた、行き着いた先それが自己犠牲だったのでしょう…
どうか、どうか、自分を虐めないで。
あなたがそこまでする必要なんてない。
苦しみをすべて自分に向けないで。
自分一人で苦しみを抱え込まないで。
あなたの生きる世界は、ちゃんと在ります。
たとえ今目の前に広がるものがどんなに苦しくても、それが世界のすべてではない。
あなたがあなたであることに意味が在るのです。
あなたの生を、私は心から願っています…