ブログネタ:心は穏やかですか?
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いきなりドアを三回ほどノックする。
しかし返事など待つことなく、ドアを
突き破るようにその内部へと
突入した。
そこでカイヤは叫ぶように言った。
『ミスター・アキモトハドコヨッ、アキモト
ハ!!!!!!!!!!』
事務所内には数人の人間がいたが
皆突如現れた大女に圧倒されたのか
素直にそのミスター・アキモトの居場所を
教えるように、ほぼ全員が彼がいるらしい
奥の部屋を指差した。
カイヤはそのまま、ドアの前まで近づくと
今度はノックをすることもなく、その部屋
へと押し入った。
そこにいた一人の男。
彼こそがまさにミスター・アキモト、秋元
康で、彼は机に座って、目の前に迫る
大女の存在になどまるで意に介さない
という風に神妙な面持ちで熱心に
書類に目を走らせていた。
本来ならカイヤが事務所に突入した
時点で何か異変に気付いていようはず
だが、彼はそれだけ仕事に没入して
いたのかもしれない。
そんな秋元康の様子を見たカイヤは
激怒した。
彼女は全く自分の存在を無視されて
いると思ったのだ。
これほどの侮辱があるだろうか?
そこでカイヤは叫んだ。
『ミスター・アキモトッ!!!!』
しかしそれでも彼はカイヤの方を見ようと
しなかった。
そこで彼女は再度、彼の名前を叫んだ。
だがそれでもダメで、ついに彼女は
『アキモトッ!!!!!』と叫びつつ
さらに彼のデスクに前蹴りをかました
のである。
するとここでようやく秋元康はカイヤの
存在に気付いた。
しかし彼は突如現れた大女にオロオロと
するばかりであった。
そんなミスターアキモトに近づき、胸倉を
摑むと、カイヤは何の脈絡もなく突如、
こんなことを言い始めた。
『アンタ、AKBノ、kッテ、カイヤノKナンデ
ショ?』
突如のことに秋元康は更に言葉を失い
何を言っていいのかわからなかったが
カイヤは
『エッ、ソウナンデショウ?』
と問い詰める。
さらに続けて、
『デモネッ!!!!』
と言おうとした。
しかしその瞬間だった。
二人の警備員がこの部屋へと入ってきて
秋元とカイヤの間に割って入ろうとした。
『ナニスンノヨッ、アンタラ、アタシハ、コノ
オトコニハナシガアルノヨ!!』
2人の警備員と押し合い、へし合いを
演じつつ、しかしカイヤは全く、怯むこと
はなかった。
警備員は2人掛かりで彼女を押さえ込もうと
したが、カイヤは力ずくの男に引けなど
盗らぬパワーを発揮し、何度も彼らの
腕を振りほどきつつ
『ミスター・アキモト、ヨクキキナサイヨ、
ワタシノナマエ、カイヤノカシラモジハネ
Kジャナクテ、Cヨッ、Cナノヨッ、
ワカッタ!!!!』
と叫び散らした。
そうしてそう叫んだ瞬間、カイヤの振るった
腕が肘うちとなって一人の警備員の
顔面に直撃した。
それを見た、もう一方の警備員は一瞬に
してカイヤから体を離しのだが、彼女は
その警備員に対し、片腕を水平に上げて
そのまま、プロレス技で言うラリアットを
お見舞いしようとした。
しかしカイヤは何故かそれを寸前で止めた。
にもかかわらず、驚いた警備員は床へと
倒れ付したのだった。
秋元の事務所内は騒然となった。
秋元のいた部屋のドア辺りは事務所のスタッフが
張り付いて、この騒動を覗き込むように眺める
ばかりだった。。
さすがのカイヤもこの様子に
『ミスター・アキモト、キョウノトコロハコレデ
カエルケド、コレデスムトオモッタラ、オオマチガイ
ダカラネ、マタクルカラ、オボエテナサイヨ!!』
と吐き捨てるに言った、カイヤはそのまま
踵を返し、秋元康へ、さらに彼のスタッフ達に
背中を向け、嵐の様にそこを去っていった
のである。
一体、あの女は何をしに来て、何が言いたかった
のか?
秋元康にはそんな疑問が残るばかりであった。
そしてカイヤの方はというと自分がジャージ姿で
その上にエプロンをつけただけという姿で
部屋を飛び出してきたことにここでようやく
気付くことになった。
さすがのカイヤも、これは赤面モノとばかり
家路へと急いだのであった。