ニコンレンズの電動フォーカサー化 | p51d1のブログ

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ラジコンの話やなんでも備忘録

天体撮影でのピント合わせは昼間の明るい時は、オートフォーカスが働きピタリピントが

合うのだが、天体撮影のような暗い被写体はオートフォーカスが全く効かず手動でしか

合わせられません、それと離れたところからいちいちその場へ行ってピント合わせするのも

全く効率悪くまた非常に神経使うので時間ばかり食って肝心の撮影が中々できない。

 

と言うことで手元からピント合わせ出来るよう脱着可能で改修、材料はラジコン機器で

余っているサーボ、バッテリー、受信機と現在も使っている送信機。

 

先ず以前作った18-300mmzoomレンズの取り付けアダプターにラジコン用サーボを取付、

それとレンズのピント調整リングをピアノ線でリンク(簡単に抜き取り取り外し可)

 

ストロークは無限マークの範囲をカバーできればOK、zoomレンズは正確には

18mm~300mmの間ピント位置は全て違って来ます、特に星を点像にするには

ズームの位置によりその都度正確なピント合わせが必要となります、無限マーク

は大凡の目安にしかなりません。

 

こんな感じで、プロポのスロットルスティックをピント合わせに使用、

一番下で50mm位までピントが合います。

 

スティック中立前後30度辺りで100mm~300mmはカバーできます、どういう訳か

18mm近くはピントのずれが大きくチョットストロークが足りません。

 

フルスロットル(笑)位置少し手前で300mmでのピントが合います。

これでパソコンで画面を見ながら、手元からピント合わせ操作が楽になり、

バーチノフマスクと合わせると30秒くらいで出来ます。

 

これで撮ったオリオン座大星雲、結果ピントは確り合わせても、ひっきりなく通るJR&名鉄電車

の振動には勝てず甘いピントになってしまいます、トホホ!