最近時々夜まあまあの夜空で、狭い自宅ベランダから見える範囲の電子観望してましたが
やっと今夜それらしいものが撮れました、結構小さい部類の星雲で、しかも市街地でまだ
近くのマンションの明かりもたっぷり点いて当然肉眼では見ることは出来ません。
少し前に200mm望遠レンズで撮ってみましたが、あまりにも小さくF値も6.7で全く上手く
映りません、大きな星雲であればこの位で良いのですが、対象物が淡く小さいと無理、
そこで焦点距離650mm 口径130mm反射望遠鏡直接焦点でカメラを装着、F5になるので
上手く写るはず。
こんな感じ
少し前200mmで4secX70Flame ISO6400で撮ったもの、中央少し左ボヤーッとしたのが
ソンブレオ銀河、この大きさではトリムしても全くダメ。
今夜の650mm反射望遠鏡だとこんな写り方、最初PC画面に入れるのに少し手間取ったが
要領掴めば早く画面導入できそう、これならすぐ分かります。
4secx10Flame ISO1600でこれだけ映り込んでいます。
で上記の状態で200Flame(約13分)liveスタックしてトリミングして横向きにしたのが
下の画像、中央の明るい中にブラックホールがあるといわれてます、この星雲の特徴である
外周の黒い暗黒星雲が確認できます。通常M104_ソンブレロ(メキシカンハット)銀河(星雲)
やはり13分の時間かけても、赤道儀とソフトの修正のお陰で流れることなくノイズも少ない。
自宅ベランダ(21時頃)でこれだけ写れば、光害の少ない山中で撮影すれば相当行けそう。