マイクロメータの測定力 | hukuのブログ

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マイクロメータの測定力

 

マイクロメータの測定力はJISで5N~15Nと

決められているようで。

 

マイクロメータをマイクロメータスタンドに固定して

測定ワークを左手で保持して

マイクロメータの測定面に沿わせて

ラチェットで一定の測定力でワークを測定面側に

押して測定するのだけれど、

 

ワークが重いと ワークを手で保持して

測定面に沿わせていても 実際には傾いていて

測定力でワークを測定面に沿わせて押し付ける事が

出来ずに傾いていて

 

そうすると測定寸法が実際よりも大きくなって。

何度も測定するとワークが測定面に沿って押し付けられて

正確に測定できるけど。

重いワークを手で支えて マイクロメータで

正確に測定するには 何度も測定する必要があって。

何度も測定すると ワークが測定面に沿うように

なるから正確に測定できるようになるかと

 

この場合 一発で正確に測定するには測定力を強めに

するのが良いと。

測定力が5N~15Nなので 5Nのラチェットではなく

10N以上のラチェットに交換した方が

良いと思うhukuです

古いマイクロメータのラチェットを外して

ラチェットの強さの順に並べて保管しておいて

測定ワークの重さによってラチェット交換するのが良いかと

 

追加

マイクロメータによってラチェットの強さが

異なるのであれば

マイクロメータにラチェットの強さを書き込んで。

重いワークを測定するときはラチェットの強い

マイクロメータを選んで測定するのが良いかと。

 

追加-2

最も良いのは 

φ25で長さ35ぐらいの マイクロメータ校正用の

ピンゲージを購入して

(重さがほどほどに重いので練習に良いかと)

φ25.000になるように測定するには

どのように測定すればよいか

一回目でφ25.000になるように測定するには

どのように測定すればよいか

5回測定して 5回ともφ25.000になるように

測定するにはどのように測定するのが良いか

 

いろいろやってみるのが良いと。

ピンゲージの表面は思いっきり綺麗なので

摩擦が少ないだろうから通常のワークよりも

測定面に沿いやすいくて φ25.000に

なりやすいかも